食べ残し罰金

 

 

共同通信社

 

 

【北京共同】中国の全国人民代表大会(全人代)常務委員会は29日の会議で、反食品浪費法案を可決した。中国国営メディアが報じた。大食い番組や動画の発信に関わった場合、最高10万元(約168万円)の罰金を科す。飲食店で食べ残しが多いケースも罰金の対象となる。

 

 

  

 国を挙げて節約し、食料安全保障の強化につなげる狙い。飲食店は客が適量を注文するよう促さなければならず、食べきれない量を注文させた場合は最高1万元の罰金となる。  

中国では、宴会で食べきれない料理を並べるのが招く側の礼儀だと考える人も多い。

食べ残しの一番の問題点は食品ロスですね。 食品ロス大国と言われている日本の食品廃棄量は、2015年度で約2842万トン。 どれくらいの量かというと、2014年度の世界食糧援助の量の8倍以上にもなるんです。 食品の腐敗や鮮度が落ちたことによる廃棄もありますが、食べ残しによる廃棄も食品ロスの上位を占めているのです。 野菜、肉、魚などなど、食料は全て自然界で生きているものの命で、その量には限りがあり、食料不足で困っている国もたくさんあります。 日本も国産だけでは食料が足りず、約6割の食料を輸入に頼っている国なんです。 もし、輸入食材がなくなったら、日本は食料不足で困窮することになります。 まだ食べられるのに廃棄する食料、もったいないですよね。

 

 

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