介護雑感

詳しくはわかりませんが、私が働いた特別養護法人ホームは、8畳のスペースが8間が1ユニットとし、各フロアーに4つ(32人)それが3階から6階までありました。 

 

トイレは室内に設置、ドアに鍵もかかります。しかし、大きめの車いすはドアにぶつかる、2人でトイレ介助するときはいかにも狭い。鍵はかけたこともない。利用者も介護度が5の人が多い自分では操作できない。 

 

最新の介護ショールームを見て、私が思ったような装置ができあがっていてうれしく感じた。普段ベッドの側のトイレはテーブルで隠れていてボタン操作で初めてトイレが出てくる。形式は家庭の便器ですが、寝たきりの人の為にスライド性も。 

これから日本でも介護社会になるけれど、問題は金額。室内にトイレをするとなると200万はかかるそうな? 

 

以前、私が冗談で作図した介護ベッドはいたって簡単。 

 

部屋は空調がきいているので布団はいらない。すのこ形式のプラステックベッドの上に、無菌コイルの厚さ5センチのマットベース。その上にパンツ一丁で横になる。エアコンが効いているので寒くはないし、布団がないので圧迫感がない。紙おむつも必要ない。もし失禁したら、温圧シャワーで流せばいい。だれか、こんなホームを。 

 

今、介護施設では毎日50~80枚の紙おむつを廃棄。ちょろっとでも気になる人は、1日に7回も金額も3日でなんと2千円も。もったいない。