ベストでベスト?

上半身に少し重たいベストを羽織ると、体の自然治癒力が「あ!この人の上半身が重くなったから、バランスをとらなくちゃ歩けなくなると判断して、お腹の脂肪を燃焼させてベストコンデションに調整してくれる」そう。僕は、いつも裸で素足で歩く事が、健康の原点だとの思いをもっている。だから、ブライべートの空間ではできるだけエアコンもかけないし、最低限の薄着で生活している。食べ過ぎて病気、着すぎて病気。人工環境(エアコン。エレベータ等)で病気。そして咳が出れば咳止め。熱が出れば解熱剤、便秘すれば下剤。。。これでは、体はたまったもんじゃない。

今日のサンケイ新聞からもう少し詳しく書こう。肥満には、レプチンというホルモンが多くかかわっていることはわかっている。レプチンは脂肪細胞から分泌されており、これが欠損すると著しい肥満になりますが、そこにレプチンを投与すると肥満が解消されるのです。肥満者にはレプチンがむしろたくさん分泌されていることも多く、レプチンを投与しても思うように痩せないという事も分かっています。つまり、レプチンを外部から入れての肥満コントロールは危険なのです。

肥満の治験者に自分の体重の11%と1%のベスト(80キロの人であれば1人に8.8キロ。もう一人に800グラムの軽いベスト)をして生活してもらい、体重や体組成をしらべてみると、3週間の経過で、重いベストを着けた方が軽い方に比べ1.37パーセント体重が多く減っており、その内容は体脂肪が減ったためであることが確かめられました。体重が増えたと錯覚して体が自然に減量する方向に舵を切ったのだと考えられます。

ところで、何といっても肥満にならない事の方が大切なことは間違いない。人は動物、歩いて、走って、よく寝て、そういった日常であれば

肥満にはなれない。