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モリンガの葉
最近、たまに目にする「モリンガ」という名前。スーパーフードともいわれ、何やら栄養価が高く、健康にいいらしいとか。そんなモリンガの葉が直売所で売られていたので、試しに購入してみました。モリンガの葉は1.5cmくらいと小さくて丸みがあり、細い枝に左右に広がるようにたくさんついています。その枝が数本まとめて入っていました。
買ったはいいけれど、食べ方がわかりません。ネットで調べてみると、一般的には粉末にしたパウダー状のものを青汁やモリンガ茶として飲んだり、料理に混ぜるなどしているようです。生のモリンガはほとんど出回っていないようで、生葉の食べ方はあまり見つかりませんでした。
少ない情報によると、和え物や味噌汁、炒め物、サラダなどに使えるとのこと。葉を枝から取る作業が面倒ですが、購入した翌日には、自然に落下した葉が袋の下にたまっていて、楽に収集できました。ただ、水洗いをしようとしても、葉が手にたくさんひっつく上に、ザルからサラサラ流れ出してシンクの中が葉っぱだらけになったりと、ちょっと手間取りました。
さて、ひとまず生のまま食べてみることに。苦味は感じませんが特有の風味があり、生でパクパクってほどではありません。なので、さっと炒めて卵を入れてモリンガオムレツに。これをカレーにのせると、カレーとマッチしてなかなかいけました。
次に、さっとゆでてお浸しに。葉があまりしんなりせず、少し青っぽい感じもあり、微妙なお浸しといった出来です。ゆでたついでに味噌汁にも入れてみたところ、こちらは普通に食べやすかったです。
ちなみに、モリンガの苗を買って自分で栽培することもできるようですが、熱帯の植物のため本州以北では越冬が難しいかもしれません。