子供が40年連続減少

平成9年には子供の割合が65歳以上の割合を初めて下回った。産経新聞21-5-5こどもの日

国連人口統計年鑑によると、推計時点は異なるものの人口4000万人以上の33ヵ国のうち日本の子供の割合は11.9%となり韓国の12.2%イタリアの13.3%などを下回って最も低かった。

こどもの日を前に総務省が4日公表した集計によると、外国人を含む14歳以下の子供の数は、前年より19万人少ない1493人で40年連続で減少した。

4月1日時点の人口推計を基に算出した総人口に占める割合は11.9%と47年連続で低下し、何も比較可能な昭和25年以降の過去最低を更新した消費者が進む現状を裏付けると共に、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う妊娠控えの影響もうかがわれた。内訳は男子765万人女子728万人だった。

年齢層別では低年令ほど少なく12歳から14歳が324万人に対し2歳から0~2歳は265万人だった。総務省は出生数の減少を反映していると説明している。厚生労働省が今年2月に公表した人口動態統計の速報値では、新型コロナ可能平成令和2年の出生数は過去最少だった子供の数は昭和29年の2989万人をピークに減少、第2次ベビーブーム前後に増えたが51年から減り続けている。