健康心得

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ずぼらで、生きていては決して健康はやってこない、考えよう、ほとんどが好きなものを食べ過ぎて

病気の罠に落ちている。甘いものや美味しいのものは、ついつい食べ過ぎてしまう。食べないことの選択が今求められている。健康に、気をつけて長生き元気な人達がどのような生活習慣であったか?いえることは一言で言えば、自然に即した生き方、無理をしない生き方をしているのです。先人の知恵を生かして、自分や大切な人と位置までも元気に過ごしたいものです。(三橋 敏次 拝)

 

.102歳の日野原重明先生の「健康心得10ヶ条」

同じく、3月号の『文藝春秋』に日野原重明先生の「健康心得10ヶ条」という記事が載って いましたので紹介します。

① 「少食」90歳代から1日の食事摂取量は1,300kcal。腹八分目は科学的にも正しい。

② 「植物油をとる」 ヤシ油以外のものならOK。肌のハリを保つ。肌のハリは、気持ちのハリにつながる。

③ 「階段は一段飛びで」 病院内、駅、空港などでは必ず階段を上がる。

④ 「速歩」       人より速く歩くように心がける。

⑤ 「いつも笑顔で」   口元を常に鍛えて素敵な笑顔でいる。目で笑う練習をする。(目は心の鏡)

⑥ 「首を回す」     上下、左右、前後へ首を回し、首の関節を柔らかく保つ。

⑦ 「息を吐ききる」   息を大きく吐いて、吐いて、吐ききり、新鮮な空気を吸う。

⑧ 「集中」       仕事、趣味に時間を有効に使うためには集中することが一番大切。

⑨ 「洋服は自分で購入」 おしゃれになると、歩き方まで変わる。

⑩ 「体重、体温、血圧を測る」 自分の身体は自分で守る。常に観察して記録。

以上の10項目を、できることから少しずつ取り組んでみてはいかがでしょうかと、日野原先生はおっしゃっています。

 

 

 

「健康10箇条」

① 「週に3度の筋トレ体操を行う」 できれば毎日の散歩と、いつも健康講座で行っている3つの筋トレ体操がいいですね。

② 「毎日1個の卵を食べる」 脳に必要な栄養素がたくさん含まれています。認知症予防にもいいと言われています。

③ 「野菜はふんだんに、タンパク質(お肉、魚、豆腐、納豆など)も忘れずに」身体に必要なビタミンやミネラルをしっかり取り入れ、合わせて筋肉が痩せるのを防ぎます。タンパク質は身体の元気に直結する栄養素です。

④ 「バナナを食べる」 心の安定をつくり出し、老化予防の効果などもあります。

⑤ 「水分はしっかり補給する」血液の流れをよくしたり、認知症の予防にもつながります。

⑥ 「ヨーグルトを食べる」腸内環境を整え、免疫力を高め、風邪などの感染を予防します。

⑦ 「必ず寝る前に入浴する」寝る前に入浴することで、心身の疲れを癒し、気持ちを爽やかにします。

⑧ 「極力冷たい飲食(あるいは寒い環境)を遠ざける」冷たい飲食は、胃腸を冷やし、消化吸収の働きを低下させます。

⑨ 「友達との交流を深める」 仲のいい友達と出かけたり、お茶を飲んで話をしたりすることで、ふさぎぎ込んでいた気
持ちが和んだり、心が豊かになったり、ストレス発散につながります。

⑩ 「趣味を広げる」人とのコミュニケーションの話題にもなり、心が豊かになります。

以上の10箇条の中で、できるところから少しずつ始めてみてください。

 

 

 

 

聖路加国際病院名誉院長の日野原重明先生(1911年10月4日生まれ)は、今年102歳になられますが、まだまだ現役で超人的にご活躍です。
『文藝春秋』の2007年3月号に、日野原先生の食事の献立について書かれた記事がありましたので紹介します。
この献立は、体調を崩された静子夫人に代わって、長男夫人と二男夫人が日野原先生の体調、好みや季節のものを取り入れたりして、いろいろと工夫して分担して作られています。なんと、一日の総カロリー量は1,300kcalだそうです。私の勤めていた学校給食のカロリーは、750kcalくらいでした。

☆ 朝食の一例 ☆
「びん入りりんごジュースに米油スプーン1杯を撹拌したもの、またはジュースにオリーブオイル少々をよく混ぜたもの」、「牛乳に大豆レシチン小さじ約3杯をよく混ぜたもの」
オリーブオイルは、動脈硬化予防、心筋梗塞予防や便秘予防に良いと言われています。
大豆レシチンは、細胞膜を作る成分で細胞を若く保つので、”若返りの栄養素”と言われます。大豆レシチンは、大豆に含まれる不飽和脂肪酸で、血管のコレステロールを溶けやすくしたり、血行を良くしたりして、動脈硬化予防・脳出血予防などの効果・効能があります。

☆ 昼食の一例 ☆
「海苔巻きまたはいなり寿司」、「里芋の煮っ転がし」、「漬物」、「お吸い物」、
「食後梅干2つ」
※昼食は、クッキー2枚と牛乳ですませられる時もあり、また、仕事がたてこんでいる時
は何も食べられない時もあるそうです。

☆ 夕食の一例 ☆
「ハンバーグ」、「ホウレンソウのソテー」、「焼き魚」、「煮奴(豆腐を煮た料理)」、
「おひたし」、「タラコ入りサラダ」、「かまぼこ」、「ごはん」、「麩の味噌汁」、「漬物」

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