7つの効果

1.リフレクソロジーがもたらす7つの効果

 

リフレクソロジー効果01

リフレクソロジーを行うことで、さまざまな効果が期待できます。なぜならリフレクソロジーによって、足裏などの反射区を中心にまんべんなく、揉むようにソフトな刺激をあたえることで、その人が本来持っている自然治癒力が引き出され、心身の不調が整えられると考えられているからです。

さっそく、リフレクソロジーによる7つの 効果を具体的に紹介していきます。あなたの悩みを解決してくれそうか、イメージしながら読んでください。

1-1.体温を上げる効果

 

リフレクソロジーにより、体を温める効果が期待できます。足裏の反射区などをマッサージすることで血行が良くなり、その結果、全身をめぐる血液の流れも良くなって、体がポカポカ温まるからです

体温は1°C上がると、免疫力が5〜6倍も増加するとされています。定期的にリフレクソロジーを行うと、平常時の体温(平熱)を上げられる可能性があり、冷え性も改善できます。

1-2.太りにくくなる効果

 

リフレクソロジーにより、太りにくくなる効果が期待できます。リフレクソロジーによって、足裏などの反射区をまんべんなく揉むことで、血行が良くなり、全身に酸素が行き渡るようになり、老廃物が流れやすくなって、新陳代謝が良くなると考えられるからです。

肥満というのは、老廃物がなかなか排出されず、体内にたまり続ける状態です。リフレクソロジーによって新陳代謝を高めれば、太りにくい体質に近づけます。

 

1-3.病気になりにくくなる効果

 

リフレクソロジーにより、病気になりにくくなる効果が期待できます。リフレクソロジーで血液の流れや代謝が良くなり、その人が本来持っている自然治癒力が引き出されるからです。

たとえば、雨に濡れたり、急に肌寒くなったりして風邪をひきそうになったとしても、自然治癒力が働くことで、病気にならずにすむことが増えるかもしれません。

1-4.足のむくみをとり、ほっそりさせる効果

 

リフレクソロジーにより、足のむくみをとり、ほっそりさせる効果が期待できます。リフレクソロジーを行うことでリンパの流れや血流が良くなり、足のむくみの原因となるセルライトができにくくなるからです。

たとえば、立ち仕事はもちろんのこと、ほぼ座りっぱなしの仕事でも、足がむくむことはあります。また、冷え、食事の乱れも、足のむくみにつながることはあります。

足のむくみは一時的なものだろうと甘く見がちですが、ほおっておくとリンパの流れや血流が滞り、代謝が落ちて脂肪をため込ことにつながるのです。その脂肪と老廃物が合わさるとセルライトという塊になります。このセルライトはほぐすのが難しく、足の太さの原因になります。

足のむくみをとり、ほっそりさせるには、脂肪や老廃物をためず、セルライトをつくらないことが重要です。そそのために、リフレクソロジーが効果的です。

1-5.リラックスさせる効果

 

リフレクソロジーにより、高いリラックス効果が期待できます。足裏などの反射区に心地よい刺激をあたえることに加え、肌に直接、素手でふれることによる安心感や温もりやが、リラックス効果を高めてくれるためです。

実際、リフレクソロジーの施術中、脳がリラックス状態であることを示す、アルファ波が脳波に現れやすくなることが知られています。また、施術が始まってわずか5分でアルファ波が多く発生したという報告もあります。

1-6.若々しさを保つ効果

 

リフレクソロジーにより、若々しさを保つ効果が期待できます。リフレクソロジーを行うことで血行が良くなり、フレッシュな酸素が体のすみずみまでスムーズに循環し、代謝がアップすると考えられるためです。

足裏などの反射区に刺激をあたえると、代謝が良くなり、新しい細胞が生まれて古い細胞が排出されるというサイクルが、よりスムーズになります。 その結果、美肌効果も高まり、いつも若々しくいられる効果が期待できます。

1-7.ストレスを解消させる効果

 

リフレクソロジーにより、ストレスを解消させる効果が期待できます。足裏などの反射区への心地よい刺激によって、自律神経が整えられ、眠りも深くなり、ストレスがたまりにくくなるからです。

ストレスというのは日々の仕事や生活を送る中で、じょじょにたまっていきがちですが、足裏などの反射区を中心にまんべんなく、やさしくマッサージされることで心が癒され、ストレスが解消されやすくなります。

 

2.リフレクソロジーの効果をさらに高める7つのポイント

 

リフレクソロジー効果02

リフレクソロジーはさまざまな効果が期待できますが、タイミングにこだわったり、ちょっとしたことに気をつけることで、さらに高い効果が得られやすくなります。

リフレクソロジーの効果をより高めるために、知っておくべきポイントをまとめました。ぜひ、リフレクソロジーを行う際は、より効果的なものにしてください。

2-1.体を温めてから行うとより効果的

 

体をポカポカ温めてからリフレクソロジーを行うと、より高い効果が期待できます。血行が促進された状態で行うと、さらに効果が高まるからです。

たとえば、入浴後の体がホカホカした状態で、リフレクソロジーを行うとより効果的です。また、入浴が難しい場合は、足湯(足浴)で温まってからリフレクソロジーを行うのもおすすめです。

2-2.手を温めてから行うとより効果的

 

リフレクソロジーは、手を温めてから行うとより効果的です。リフレクソロジーを行うとき、あらかじめ温めた手で足裏などの反射区を揉んだほうが、血行促進の効果をより高めることができるそうです。

自分でやるときはもちろんのこと、家族や親しいお友だちとたがいにマッサージし合う際も、手浴をして手を温めてから行いましょう。 お湯の温度は少し熱めの42〜43℃くらいが理想です。洗面器やバケツ、シンクなどにお湯を張り、手を10分ほどつけて十分に温めてから行いましょう

2-3.足裏すべてをほぐすとより効果的

 

リフレクソロジーでは反射区だけでなく、足裏全体をほぐすように刺激するとより効果的です。足裏はさまざまな器官や内臓につながっていて、体のすべての反射区があるため、足裏全体をほぐすように刺激することで、全身に良い影響をもたらすと考えられるからです。

左右の親指は頭部、土踏まずのあたりは胃というように、特定の場所を集中的に揉むという方法もないわけではありませんが、足裏全体をほぐすほうが、より高いリラクゼーション効果が期待できます。

2-4.白湯で水分補給するとより効果的

 

リフレクソロジーの後、白湯で十分な水分補給をするとより効果的です。リフレクソロジーにより血行が良くなり、老廃物が汗などともに排出されやすくなるためです。

水分補給は常温で水でもかまいませんが、おすすめは白湯です。人肌に近い温度の白湯を時間をかけてゆっくり、たっぷり飲んで、老廃物の排出をさらに促しましょう

2-5.クリームやオイルですべりを良くして行うとより効果的

 

リフレクソロジーはクリームやオイルですべりを良くしてから行うと、より効果的です。足裏の反射区をはじめ、肌に直接ふれて揉む際、クリームやオイルを用いると肌のすべりが良くなり、なめらかにマッサージを行えるからです。

一般的にだれにとってもクリームやオイルは効果的ですが、乾燥肌の人や肌荒れで悩んでいる人には特におすすめです。 コスパ重視のものからアロマ配合のもの、プロ仕様のものまで多彩に揃っているので自分にぴったりのクリームやオイルを見つけてください。

2-6.正しい姿勢で行うとより効果的

 

正しい姿勢で リフレクソロジーを行うとより効果的です。基本的にリフレクソロジーではあまり強く押しませんが、それでも手の指の力だけで押すと疲れやすいものです。ただし、正しい姿勢で押すと疲れにくくなります 。

あぐらでも横座りでもいいので、できるだけ足を体に近づけ、手の力だけでなく体全体を使ってマッサージすると疲れにくく、効率的です。

2-7.プロに相談するとより効果的

 

そのほか、リフレクソロジーの効果をより高めたいなら、プロにお願いしてみるのもおすすめです経験や知識が豊富なプロは、あなたの悩みや希望に応じてより効果的な施術を行ってくれるためです。

自分でやってみたけどなかなか効果が感じられないという方や、忙しくて自分でやる時間がとれないという方は、リフレクソロジーを提供しているサロンに一度、足を運んでみるのもいいでしょう。

 

3.リフレクソロジーにおける5つの注意点

 

リフレクソロジーは自己治癒力を引き出し、心身の不調を整えてくれる効果が期待できますが、タイミングによっては体調を悪くしてしまう可能性もあります。

以下の注意点を読んで、自分でリフレクソロジーを行うときや、お店でお願いするときに役立ててください。

法規制 

「リフレ」の正体は

 

医業類似行為は、あくまでも医業に類似する行為を指します。
そのため、どのような点で医業として扱われないのかが問題になりますが、
この点に関し、「医業」とは、医行為を業とすることであり、
「医行為」とは、医師の医学的判断および技術をもってしなければ
人体に危害を及ぼす恐れのある行為との見解が一般的です。

このことから、医業類似行為は医療行為のうち医師の医学的判断および
技術をもってしなければ
人体に危害を及ぼす恐れのある行為を除外したものということになります。

医業類似行為は日本の法令上、
法令により公認され業として行うには免許を必要とするものと、
それ以外の医業類似行為(狭義の医業類似行為)に分けられています。

医行為と医業類似行為

手技療法士の行う業務の範囲は、広義にとらえた医療行為の一分野
(社会通念上の分類)ですが、
これを法律は「医行為」と「医業類似行為」として分類しています。
医業類似行為はさらに
あん摩、鍼灸、指圧、マッサージ、
柔道整復業(以下、鍼、指圧)と整体、療術などに分類されます。
これを判りやすく図で示すと以下のようになります。

医行為と医業類似行為マッサージ?

 普段私たちは「家族にマッサージをしてあげた」などと、特に意識せずにマッサージという言葉を使います。しかし、新聞記事では文脈によってこれが問題になることもあるのです。

女子高校生に「リフレ」をさせた店長が労働基準法違反容疑で逮捕されたという原稿で「リフレはリフレクソロジー(マッサージ)を意味する」としていました。「リフレクソロジー=マッサージ」とするような書き方です。マッサージ師(あん摩マッサージ指圧師)は国家資格ですが、リフレクソロジーは民間の独自の資格で営業していることも多く、規制は事実上ほとんどありません。これに対して、マッサージ業界はリフレクソロジーなどとマッサージを混同しないよう呼びかけています。このためアピールして「リフレ」の説明は「足裏などをもむリフレクソロジーやリフレッシュを意味する」となりました。

実は最近、資格を持たない人が「マッサージ業」をしていると書いた記事を掲載して、訂正を出しました。このため、社内に向けて「手足のもみほぐし」や「リラクセーション」「リフレクソロジー」などのサービスを提供する店について、こうした業種やそこで働く人を安易に「マッサージ(業)」と書かないこと、取材にあたっては対象者が資格を持っているかどうか確認し、確認できない場合は「マッサージ」という表現は避けることが呼びかけられていました。

今回の記事の「女子高生リフレ」の場合、中央労働基準監督署が「客に性的な慰安、歓楽を与えることを目的とする業務」にあたる可能性がある、という見解を出したそうですから、ますますマッサージとの同一視は不適当

 
 

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