カレー

カレーライス大好き、だけどウコンと聞くと?白いカレー、グリーンカレー、だけど自分の頭の中のカレーは絶対に黄色。固定観念が邪魔をして、白いカレーはどうしても、脳みそが許さない。カレーの語源の中に黄色をイメージさせるものはない。インドを中心としたスパイシーな香辛料を使用した家庭料理を一般にカレーといい、ヒンズー語の「薫り高いもの」「おいしい物」という意味でつかわれるターカリーがタリーになり、英語でカレーになったという。ウコンは生姜科ウコン属の多年草で英語ではターメリックといわれ、インドで毎日カレーが食べられているが、それぞれの家庭でその日の天気に合わせて辛めだったり、いろいろ香辛料を変えて毎日変化をつけている。インドでのスパイス選びはまず、どんな肉をいれるかによって決められる。

日本では、子供の好きな食事に必ずカレーが入って来る。日本で作るカレーはほとんどがカレールウとして売られているもの。あめ色に炒めた玉ねぎ、じゃが芋、にんじん、肉(豚、牛、鳥等)それにいろどり野菜を加えたものを茹で上げ、そこにルーを加えて仕上げ。ところで戦後間もなくのころは、ルーはまだなくて、カレー粉に小麦粉を加えてとろみを出したものだった。今、香辛料を調合してカレーを作るのは料理研究家くらい。それどころか、最近はルーの売り上げも、レトルトパックに押されカレートといえばレトルト時代になってしまった。カレーの黄色はターメリックでその他赤唐辛子、クミン、八角、パプリ、ジンジャー、ナツメグ、ローリエ、シナモンは基本に入っている。ところで、ルーはいったん火を止めてから割り入れて下さいと書いてありますが、小麦粉の澱粉は80度をこえると
ダマになってしまうのです。高温でルーを混ぜると、野菜も溶けて、見た目にも味も落ちてししまいます。最近は、子供の好きな食べ物に、唐揚げが上位に、ハンバーガーなどの油料理が伸びている、カロリーが高く、肥満児や糖尿病も増えているので注意が必要だ。カレーは一晩ねかせるとおいしいといわれますが、比較的サルモネラ菌が繁殖している可能性が大きいのでご注意を。

妻に先立たれた夫の人生は平均6年だそうだ。一番の原因は外食やコンビニ弁当ばかりで、栄養のバランスが崩れること、男子、厨房にはいるべし。