砂田登志子
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ニューヨーク・タイムスでたった一人の日本人記者として仕事をしていた頃に、 今では、食育のパイオニア、とまで言われるようになりましたが、その道のりは遠く嶮しく、 食育って、一体なんでしょうか。 私たちのカラダは、『食べたもの』で出来ている。食べたものが私です。あなたです。そして彼、彼女です。 船は水で浮かび、船は水で沈む これを食育に当てはめると、『人は食で浮かび、食で沈む』となります。 私たちは『食』で元気になり健やかになり、反対に、癌になり糖尿病になり寝たきり、呆けにもなります。 食品を買う、という行為は選挙と同じ。あなたのお金、紙幣は投票用紙です。 食育ジャーナリスト 砂田登志子 |