食品添加物礼賛?

 食品添加物が、使われるようになった私たちの食生活はがらりと変わった。コンビニおにぎりがあんなにもおいしいのは、大手コンビニメーカーがしのぎを削って研究開発に力を入れてるからで、添加物のおかげで正味期限を守っていればまず食中毒は考えられない。
学童保育の部屋に電話がなった。3月4日午後3時半。私は家庭では、子供に添加物は食べさせていない。(本当は、たっぷり食べている?)もっと、食べ物に注意いただかないと困ります。ひな祭りの翌日子を持つ親から一方的に5分ほど諭され切れた。話の内容は、きのう学童保育のひな祭りで、お土産にお子さんが作った折り紙のお姫様、お内裏様と菱もち、ひなあられを持って帰った。子供が菱餅を食べてしまったとのこと。何の事やらわからなかっただ、しばらく考えてたぶんこうであろうと理解したが、説明することは油に火を注ぎかねない状況だったのでそのままで止まっている。たぶん、そういう人は、教育委員会や学校にもクレームされるにちがいない。

日本の食品添加物は、厚生労働省で厳格に使用基準が定められ、守らなければ罰則事項まで細かくきめられていて、安全性については世界のトップクラスを保っている。父親の頭の回路は、赤色・添加物・毒害・健康被害・わが子かわいさ・指導員が悪い・・こういった構図が浮かび、我慢ならなくなって電話したんだろう。3時半といえば多分お仕事の一番忙しい時に・・・
日本の食文化が、ユネスコの無形文化遺産に登録されたが、日本の伝統的な食事にたいする登録である。ひな祭りは、子供の成長を願って安土桃山時代からつづく伝統行事である。添加物のピンク色の害を考える前に、はじけるような子供の笑顔と楽しい思い出になればその方がもっともっと子供にとっては価値ある経験になる。

お正月のお餅が最近はパックで売っている。パックの中には四角に包装されたお餅が入っている?
メーカーは、そのままだと、鏡開きに割るのに固くてめんどくさいから、そのままゴミに捨ててしまう人もいるとか?

コンビニのお弁当を毎日詰め替えているお母さん。たまに卵焼きを作ってお弁当箱に。娘が帰って言った、きょうの卵焼きは焦げていた、おかあさん作ったんでしょ。悲しすぎるよ。

関東人はこんにゃくはあのこんにゃく色でなきゃ許せない。その為に、メーカーはわざわざヒジキ等を入れている。こんにゃくも、豆腐も添加物なしではできない。