介護雑感50

夜勤介護職、不思議?介護アルアル。

 

介護の事故やトラブルはだいたい明け方、それももうすぐ交代という時期に多発する。

人が亡くなる時は、潮が引き時と聞いた事があるけれど、朝方になるとほんとうに急に亡くなったり救急車を呼んだり、小さなトラブルが多い。介護はほうれん草の仕事でもある。報告、連絡、相談の繰り返し、決して、独自で判断してはいけない。ましてや、臨終に際には移動したり、心臓マッサージでさえもトラブルの原因に?

 

今朝のトラブルは、洗濯機に紙オムツが入っていて、とっても大変だということ?夜勤者は誰?おばさま方にとっては、朝から格好の話でたちまちの内に広まり、また三橋さんなの?

という話で持ちきり。私は、心を痛めて帰宅する。

 

でもね?これは私は初めてだし、自分では全く自覚していないこと。それが一番悪いと言われれば反論は出来ないが、朝の5時から12人に介護?汗びっしょり、忙しい。オムッが部屋に置きっ放し。尿瓶に入ったまま。オムツが濡れている。部屋にゴミが。トイレが流れてない?あれれ・・・・・じゃあ、あんた方、やってみたら。これは、わずか1分前の事かもしれないし、いじめで全くの嘘でっち上げ?だと思うこともある。

 

じゃあ,あんた方、自分で夜勤をおやりになってみたら?自分が、そう言われたら、どういう気持ちになるか?考えたことあるの?と大きな声で叫びたいけど、これをいったらおしまいだから、言わない、言えない。帰る間際に、報告書を書かされたり、残業にもなりゃしない。第一、昨晩一生懸命仕事は水の泡?

 

ズボンはまず尿失禁の場合は、ハイターに5分以上つけること、ズボンはよく乾くように裏返す、紙や薬やオムツが入っていないか良く確かめる、万一小銭は貴重品はの場合には、誰のズボンか調べてノートに記入の上、わからないの?判っています。出もね・・は通じない。反省ノートに、書くことも毎回決まってる。今後、このようなことのないよう充分気をつけます。指導要綱を守ります。(これっきゃない。)

 

先日、みんなで仕事をしているのだから。揚げ足を取らず、みんな仲良くやりましょうと書いたら、お局様の看護婦から呼びつけられて、貴方は自分の過ちを他人に押しつけるの?書き直してとキツク言われて上司なので書き換えた。(自分は、偉そうにオムツ替えや風呂介助はしないのに・・・・)

 

私は、自分が故意にやった事のないことは気にしないようにしている。いちいち、気にしていたらやっていたら身がもたない。

 

「常在戦争」という言葉がある。いつでも、戦争をしているときの様に、真剣に気を張ってやり抜けば、解決は図れるということで、戦国の世、米百俵で有名な家訓でもある。飢餓に植えてる村人に取って、米を分けることは簡単だが1人に与えられるのは、たった4合。飢えた村人にはまずか1日分(宮沢賢治の雨にも負けずから。一日に4合の飯と・・・)にしかならない。この米をお金にかえて学校を作ろう。皆で智恵を出し合って明日の為に「教育が大切」私は、この言葉を大切にしている。

 

気にしないといったら、また𠮟られるが、自分に正直に生きてさえいれば怖がることは、何もない。

 

今、介護現場は慢性的な人手不足で、資格がなくても採用せざるをえない状況に追い詰められている。海外からの雇用者も、試験制度や条件でなかなか定着はしない。

 

 

に認知症の高齢男性が電車にはねられて亡くなり、遺族が鉄道会社から高額な損害賠償を請求された訴訟は、最高裁判決で遺族が逆転勝訴した。家族だけが責任を抱えなくてもいいとの初の司法判断で、地域で自分らしく暮らし続けたい認知症の人を勇気づけた。一審名古屋地裁は、高額賠償を認める判決を出した。家族に監督義務があったとして、JR東海が請求約720万円全額の支払いを命じた。時代遅れの司法。(裁判官は、エリートで淡々と書類だから、こういう判断が多い)私は、この最高裁の判決を支持する者だが、無罪になったからと決して喜べる話ではない。最高裁判決迄には約10年かかっているし、絶対勝訴できるとは断言できない。「家族が責任を問われるなら、家に閉じ込めておくしかない。ということか」最近こんな話がいっぱい出てきている。白杖の人が、ホームから転落事故、車いすの人が踏切を渡りきれず事故。その他酔っ払い、自殺。毎日のように朝のスマホには。都内の事故情報が入る。年間3万人の自殺者の約1割は都内、直接は認知症とは無関係だが、電車を止める事故である。上記の案件は、JR東海側からすれば、損害額は、軽く見積もっても推定1千万以上という。電車の直接の損傷、事故復旧に掛る人件費(ダイヤ編成、駅員、工事車両、振替乗車運賃)朝のラッシュアワーではさらに数字が跳ね上がる。車いす事故では、運転手が死亡するケースはほとんどないようだが、運転手も一定期間休ませ、健康診断、精神状況の検査。その後のトラウマによる後遺症。これが、すべて、認知症という理由だけで回収不能となれば、これもまた大きな問題だと感じる。

担当者によれば、「日々の事なので、毎日訴訟に追われる余裕も時間もない、但し、請求は自殺者であれ、なんであれ、監督責任や相続人には必ず発行される。」ほとんどは、相続拒否や時効でとれない事は重々分っての事だが、「こんな、痛ましい事故は二度と起こしてほしくない。加害者も被害者もお互いに被害者なのだから、判決は判決として受け止めなければ成らないが、認知症をもつ家族は出来るだけの管理監督責任は持たなければいけない」と述べている。

 

 

 引用文献  長男が語る「認知症鉄道事故裁判」 – 全日本民医連 (min-iren.gr.jp)

両親は二人暮らしでしたが、私の妻が単身で近所に移り住んで介護を助け、私も殆どの週末、横浜から愛知に帰りサポートしていました。
父はデイサービスから帰宅した夕方、一緒にいた母(当時85)が6~7分まどろんだ間に、道路に面した扉から出て行ったようです。その扉から出て行ってしまうのは初めてのことでした。家の別の玄関扉は父が近づくとチャイムが鳴るようになっていて、母は夜な夜なチャイムに起こされる生活を送っていたのです。目を離した母を責めることはできません。
現場のJR共和駅まで、父は1駅電車に乗ったと推定されています。「お金も持たず、ゆっくりとぼとぼとしか歩けない父がどうして?」と最初は信じられませんでした。父は電車の停車位置から150mほど離れたホーム先端のフェンス扉(無施錠)から、排尿のために線路に下りたと思われます。認知症とはいえ羞恥心がありましたから。
そのフェンス扉は一審の裁判中も無施錠のままでした。JR東海には「原因を究明して再発防止を」と考える職員はいなかったのでしょうか。父の死が無視されたようで、温厚で優しかった父を奪われた悲しみがより一層深くなりました。裁判所に判決をお願いする決意をした最大の要因です。

現在は施錠されているJR共和駅のフェンス扉

民法の解釈を変えた判決

一審はJR東海の主張を全面的に認めるものでした。裁判で争いになった民法714条(責任無能力者の監督義務者等の責任)は、明治時代の大家族制度を前提に「家族共同体の成員の不始末は家の代表者が無限定に責任を負う」という規定で、これを覆す判例は殆どなかったのです。自分の主張は間違っているのかと、和解せず判決に持ち込んだことを後悔しそうになりました。本当に孤独な闘いでした。
しかし、この判決がマスコミで報道されたことによって、内容に衝撃を受けた方々からの反響と応援が届き始めました。「認知症の人と家族の会」は、認知症の高齢者を「24時間、一瞬の隙もなく見守っていることは不可能」として、「あまりに認知症と介護の実態を知らない判決に怒り」とする見解を出してくれました。
介護保険に携わった厚労省の元官僚の方は、「我が国の認知症施策」「在宅で暮らすことが相当と考えられている理由」などを記した意見書を裁判所に提出してくださいました。みなさんの応援が本当に励みになりました。
逆転勝訴となった最高裁判決は、認知症700万人とも言われる時代を前に、世間一般の常識に合わなくなった民法の解釈を変え、介護している家族に安心と救いを与えたと思います。良い判例を残せて、ほっとしています。

【裁判の経緯】

2007年12月  JR東海道本線共和駅で高井良雄さん(当時91)が電車にはねられ死亡
2008年5月  JR東海より高井さんの遺族に対して、損害賠償請求(約720万円)が届く
2013年8月(一審)  名古屋地裁が高井さんの妻と長男に対して、請求額全額(約720万円)の支払いを命じる
2014年4月(二審)  名古屋高裁が高井さんの妻に対して、請求額の半額(約360万円)の支払いを命じる
2016年3月(最高裁)  最高裁がJR東海の損害賠償請求を否定する逆転判決

地域で支え合って

裁判では父の「徘徊」が焦点になりました。「徘徊」という言葉には、何を考えているのか分からない人が、無目的に歩き回るというニュアンスがあります。しかし、父は生まれ育った家やかつての職場など、必ず目的を持って歩いていました。「徘徊」という言葉は極力使わないでほしい。私は困っている方を見かけたら、優しく静かにお声がけしようと思います。認知症の方が尊厳を持って安心して暮らせるように、地域で支え合っていけたらと願ってい2007

 

こんな日本に。誰がした?

今日。朝、スーパーマーケットに行ったら?バナナと。みかんが半額セールで、大変な混みあいだった。もちろん。レジもたちまちの行列。

その中に認知症若い男性がいらして。お金の清算の仕方がわからない。財布がわからない。財布がない。レジの若い女性も場所は?ゆっくり探してください。とおっしゃっていたが約2分たっただろうか?。並んでいるお客さんの中にやはり同い年ぐらいの男性の方がいらっしゃって、「ばかやろう!何やってんだ。みんなならんだるんだぞ!」と突然大声で怒鳴ったものだから、辺り一面凍りつき、特に若い女性のレジ係は真っ青で言葉もでない。レジは1つではないので、私は黙って他の列の最終に移った。ただ、少しそれだけの事なのだが、男性は、そのまま猛然とレジ係を襲った。誰も、その男性を怖がって意見もしない。人は、怖いと思って見れば、怖い人になってしまう。しばらく大声で言い合ったあと、やっと男性の責任者らしい店員がきて、私はやれやれと安心した。

ところがである。驚いたことに一緒になって、若い男性を注意している。大声を出したお客様には、もう「ペコペコ大変申し分けございませんと深々と謝っている。」後から来た人は?様子が飲み込めないが、多分若者が万引きでもして大声の男性がつかまえたかのようなそんな様子。私は何も出来なかったが、その場に居合わせた人は皆不快に思ったに違いない。

(男性は、店員に促されて、事務所へつれて行かれた。支払い現場を、私は見ていないので断定は出来ないが、男性は財布を探してる間に、パニックで一時的に財布がみつからなかったのだと思う、上下ジャージで、サンダル履きがら、遠くの人では無いだろう)

数日後、荷物を詰め替える棚に投書ボックスがあったので一部始終を書いて(勿論連絡先も)投書。返事を求めたわけではないが、この店の店員教育やコンプライアンスはどうなってるの?と感じた。1週間返事はない。だから、教育も反省もない、アンケートやクレームは、見かけ倒し?

私は、あの若い男性が、毎日どこかでまるで泥棒扱いのような扱いを受けているような、気がしてならない。一人なのか?お母さんと一緒なのか?

日本人は、農耕民族で助け合って生きてきた。私は、親からクレーム苦情は、漢字で書けば「苦礼無」だよと教わった。まず、誠意をもって謝る。そして、わざわざ知らせてくれたことに対しお礼を言う。そして、それがまるで無かったかのように振る舞う。

禍根を残しては、自分自身が生きるのが辛くなる。

 

夜勤の時間帯に一人の男性が亡くなられた。

 

2時過ぎの巡回に行った時に、ベッドから落ちていた。この男性がベットから落ちるのは初めてであったが、施設ではベッドから落ちる利用者はめずらしくない。そのために四つん這いに倒れていた彼を抱きかかえてベッドに移動した。仰向けに寝かせたところで、初めて異状に気がついた、脈はなし、心肺停止の状態である。私は、血圧計、酸素濃度、体温計を取りに行き呼びかけたが反応なし。すぐに救急車を要請、救急病院に直行した。ベッド上では、胸骨圧迫を3分ほど行ったが、夜勤は1人だし、全く反応がなかったので後は、救急隊にお願いした。

 

あわただしく救急車に乗ったので、着の身着のまま。救急隊員が矢継ぎ早に状況や、本人の情報について聞かれた私は、ファイル一冊持ち出しただけなのでわからない事だらけ。結局は病院に社長を呼び出し、保健証やその他の処理をお願いした。 

 

私が救急隊員に話したのは、ベッドから引き上げて脈を確認した時点だったので、まずそのことを申し上げた。四つん這いになっているときには、まさかまさか死亡しているとはつゆにも思わないので、確認した状況をお話したが?・・・・医師の診断やCTスキャン、レントゲンの結果、警察が呼ばれ検死が行われた。首に傷があり、額が赤く腫れて、その原因究明の為に、現場検証や聴取が行われた。このような、ケースは始めての経験であり、私としては、一生懸命にやった結果が、かえって事件性の可能性、もっとはっきりいえば、殺人者としての犯人としての取り調べにような気がして、少々腹立たしく感じたのは事実である。

調査は徹底して行われ、8名くらいの人が入れ替わり、立ち替わり、普段の行動、最近の状況、貴重品管理、ビデオの確認。現場現状の写真。等々

 

検死官の話を聞いた。「私達は、亡くなられた方の人権を最大限に尊重し、口をきけない人の代弁者として、事実誤認のないように作業するだけで、決して、死者の外見や、発見者を疑うとかの先入観は?は毛頭ない、警察官から聴取を受けると言うだけで、重圧に感じることはあると思うが協力して下さい」との事。

 

交通事故でも何でも、頻繁にあることではないし、精神的にパニックになってしまうことは

理解できるが、「何よりも、救える命があれが、最後まで助けることが大切。」いくら、パニックになっても、逃げてしま得事が一番許せない。

 

私も、いろいろ亡くなられる現場を見てきたが、すべての案件は古個別であり、同じことはない。ご冥福をお祈りいたします。

 

介護は人を扱う仕事であり、いろいろな面でメンタルが強くないと、自分がノイローゼや喪失感に苛まれてします。

 

介護施設では、みんな病気だし、時間もわからなくなり、夜に排便が多くなることに気がついた。排便記録に三日ないと、まず下剤を服薬。作用が強いと、1~2時間後には反応がでて、トイレに!

特に大変なのが、真夜中オムツでは間に合わす、布団の中での排便、水溶性のお年寄りの便は特に一人ずつ臭いし、布団を汚すと、消毒、洗濯もう大変。介護とは、上のお口と下のお口のお世話することなり。

夜勤の、最初の頃に引き継ぎの際に、夜勤の人は、時間があるのだから、布団迄汚さないように気きをつけてよ。ときつく言われてビビった。洗濯や消毒、布団干しが大変なのは、よく理解出来てもコントロール出来ないものについて、あれこれ文句をいわれれば、心は傷つく。

みんな病気で、昼間も直ぐに横になるから、夜寝られない。寝られないので、騒ぐ。先日、隠れてベッドでタバコを吸った痕跡を見つけた。これば、火災発生の原因になるから厳重注意。施設利用者は、自分だけしかかんがえていないから、いたちごっこ。全てが介護。

71歳になって、夜勤は最近はしんどくなってきた。仮眠は延べ4時間くらいはある。家では夜中の2時3時までパソコンに夢中でも、用事があれば4時間でもOK。だけど、同じ4時間でもいつコールがなるかわからない状態では、勿論熟睡はできない。仕事柄、深夜に働いている人の数は、想像以上に多いかも知れない。

 

設の中には、アイドルがいる。インコのピーコである。もう5年元気で、今午前2時、止まり木に止まって目を閉じじっと動かない。朝、毛布の目隠しをとれば、こんにちわのくりかえし。時々うるさいとも思うし、もっと他の言葉でも覚えてよと特訓するが、ダメ。

話は変わるが、施設には今8人いるけど、おしっこは、垂れ流し、オムツ効果はなし。ベッドに入ってぶつぶつ、褥瘡で背中が痛い、8人は8人それぞれさまざまは病気をかかえている。

インコはね。寝る時も立っているし、おとなしい。思わず貴方がた?すこしはインコをみらないなさい。

そして、こんなことを考えた。人の細胞は60兆ともいわれている。多少悪いものを食べて壊れても影響はない。しかし、金属が疲労劣化するように、少しづつ壊れても気がつかない。まっかっかの辛子明太子には、添加物の亜硝酸ナトリウムも入っていて、発癌性があると指摘されている。されど、あっかかいできたての白米に乗せて食べたら美味しい。毎日毎食食べていないから、ダイジョブと厚生労働省の見解。

さてさて、インコの細胞数は、わからないが横になって休む事はあり得ない。細胞数が少ないから病気になるとあっと言う間に亡くなることもある。

薬の副作用は、無限大であり、人はそれぞれ違うので、痛みや腫れやかゆみがいったいどれが原因なのかわからない。食品添加物で体を壊したとしても、証明はまずできない。ならば、日頃から食べなくていい。

最近、昭和一桁生まれの親が、子供達の介護をするケースも多く見られる。単純に考えれば粗食と戦争の飢えと貧困を耐えてきた親が、自由気ままに砂糖漬された若者を面倒みるのが、当然なのだ。健康であることが一番の親孝行。

介護老人になろう。

勿論、介護する方の人に。なんと、60才を越えても、介護保険初心者研修は、比較的やさしいし、若かった女性ともお付き合いできるチャンスかもしれない。そして、その上ね介護福祉士も合格者可能だし、65才以上の現役は5パーセント以上いる。

「65才以上で、資格取り働けば健康なら15年働ける」。資格者は、給与が高いから、20万も可能範囲。いい仕事だとおもいませんか?

つまり、元気ならば働ける。

施設には、どうしても必要な人材なので、売り手市場であることは間違いない。失礼ないいかたをするならば、力仕事の仕事や、夜勤をやらなくても、問題ない。

逆さま現象で、今、私の職場でも、どんどん若年認知症や一人暮らしでの入居者の若者もいる。病気の原因は、避けられない事もあることは、理解できるが、ニートやただ働きたくない人が、うつ病で薬で施設に入る人も中にはいる。まだまだ50代なのだが、よくなろうという気持ちがないのか、日がな布団に埋もれてなんにもしないまんま。

私は、自分自身が絶対に施設には、入らないと日々気をつけている。食事だって添加物や加工食品は食べない。わからないものは食べない。ストレスはためない。一生懸命やってエラーをしてもしょうがない。野球ならば、今度、とれるようになれば、きにすることはない。たった一度のエラーで、チームが負けることはある。でも、みんな打てなかったから負けたとも言える。どこの職場でも、そうかもしれないが、文句をいうやつは、山ほどいる、中には、野球を知らない人まで、ネットで、「お前のせいで、負けた、責任感じないなか。死
ね、ばかやろう」おおきな試合になれば慣れほど容赦ない。

私は今71才。介護現場は死ともむきあわなけれはいけないし、その時に即座に判断してやらなけば、ならないこともお多い。

ほっとけ、ほっとけ。自活して生きることは最優先。まずは、人に迷惑をかけないで、自立すること。

千葉県の大学病院緊急受付の救急搬送誘導員の仕事を63才から一年やった。出産、交通事故は、なむを得ないとして、夫婦仲良し。膣の中に電球を入れて取れなくなったとか。覚醒剤で路上で暴れ血だらけ。顔をみるとまたまた先月と同じ人。日本人は親切だから、覚醒剤で暴れても、静かになると自分が人命救助したような気分で、わざわざ救急車に同乗して助けたのだから車代払えって、もうめちゃくちゃ。勤務中も辞めたあとも守秘義務があるので、具体的な話は御法度だけど、週刊誌のネタなのだが、おおよそこんなもの。

本当に明日の朝の目覚めを楽しみにしている人の命が、その人達の為に助けられないとしたら。本当に助かりたい人が、覚醒剤やら、とんだとばっちりを受けてたすからないとしたら、許せない。ゴキブリ退治や子供の発熱に救急車を呼ぶ人もいるという。

日本では、救急車は無料、中には、医者にいって待つのがいゃで、救急車。とんでもないこと。日本人のモラルも嘆かわしい。

お正月に自分の親を介護するのがいやなので、救急車で病院に運んで短期入院という手もあるそうな。施設にも、正月だけとか

夜だけとかいろいろ電話があるが、ベッドは多少はあいているもの。金額が高ければ、預かる違法な施設もある。このような関係を

WIN-WIN の関係という?そうな。違法を承知しながら、やっているので指摘をされることもある。国が悪い、地方時自体が悪いから

こっちもしょうが無くてやっている。介護の行政指導の値する行動や違反は日常茶飯事である。指導する体制もなってない。痴呆自治体だから。

 

介護現場に限定されたことではないけれども 最近くれない族が多いことに懸念をしています 。

男性が、もう少し働いてくれたら。気を使ってくれたら、 そのような話が非常に耳に入ります。あの人は、なんなの?

自分だけ、今だけ、お金だけ。時間になれば、まちかまえて、タイムレコーダーをカシャンさよなら。

不思議なことに、帰り際にトラブルが多いし、日誌や引き継ぎかくことも結構あるんです。

もうすこし、丁寧に、わかりやすく、お局さんはそれで高い給与をもらってるのだから、たまったものではない。自分は、資格者。教えてあげてるの?感謝しなさいよという態度の人も。

普通の会社であれば 、社長に向かって 現場を知らなすぎる現場に、はいれとか。 感情的にあの人はダメよとか 言える人はいないと思いますが、 介護の特殊性は 特に最近感じるのです。

組織というものが分かっていない 。つまり介護というのは歴史的に みて、どうしても、 やってあげてるという上から目線が あると感じています。介護は、小規模現場が圧倒的だから、それゆえの弊害が?

大きな会社であれば社長直接文句をいうことは 御法度であり、くびになる案件だと考えますが。事務所には、 いろんな人がいて、入居者がいて、給与がもらえることを忘れている。

介護保険法や その他関係の規則は役員が作るものでその範囲で仕事をしなければ成り立ちません 例え 改悪であっても 受け入れる受け入れざるを得ないのです。

もう一つは教育に問題があると思います 学校を卒業してケアマネージャーや介護福祉士にあるいは看護婦さん看護婦さんになると 彼らは介護のプロとしての 仕事に着きます しかし一部の人たちは 頭では理解できていても なかなか わかってもらえないことも たくさんあります 

慣れる事は怖いこと、最初介護施設に入った時には、どことなくおしっこの臭いがそして、消毒や薬の臭いも、でも、毎日の生活の仮中でなんとなく慣れてしまった、今も、お年寄りの便臭にはまいってしまうが、仕事なのでこれもいやがっていては仕事にならない。

先日、入所された方とお話を聞いた、びっくりしたと同じに、もう私達には当たり前のようになっている仕事が改めて言われてみると

びっくり。家にいた時は、たまに血圧は測るけれど、施設の様に毎日3回計らない。おしっこの量だって、今日は1日3回とか4回という回数くらいはわかるけど、尿の色、臭い、量まで施設では記入しなければならない。量はオムツやパット・オムツの練れ具合によって

換算して記録する。なんで、そこまでと思ったが、施設では保険料請求の際、必要なんだとか?とにかく朝の引き継ぎ書類の多さには参る。パソコン管理だから、例えば、前日水分を2リットル摂取しておしっこの量が300CCと時もある。パソコンは自動的に注意信号。でも、いろんな人が関わっているので、書き漏れもあるし、オムツの水分量の目安がいい加減になったり、ミスはある。結局は本人の体調や顔色を伺って強制的に矛盾のない範囲に修正してしまう。時には、前の記録を日付だけ変えてオーライ。いけないことだとわかっていても命に別状はなく、上司のチェックでおしまい。だけど、こんなにいろいろ機械を使って、薬を使ってみんな良くなってれば問題は無いのだけれど、37度5分は自動的に解熱剤投薬、便秘3日で、下剤投薬、眠れない、医師の処方に従い容量を超えない範囲で投薬。それで、だんだん悪くなる。

内の親父が亡くなった時に、薬が段ボール箱に2つ、湿布は5年位前のものを大切にしまってあった。75で狭心症、76歳の時に、大学病院で心臓動脈に造影剤を投与途中で一時心筋梗塞を発症して、命びろいした。3日後に病院とケンカして追い出された。親父の例は特別といえば特別だが、実際に84歳迄元気だったという事実は間違いない。79歳でバイパス手術。84歳亡くなる前の日まで会話もできたし、家では血圧の薬だけが飲んでいたようだが、血圧は測らないし、体温も自分で高いと思った時しか測らなかった。80歳の時は、飛行機で台湾にも行っていたって元気。(さすがに帰ってきて10日ばかり寝込んだけど)親父の例は特別といえば特別だが、実際に84歳迄元気だったという事実は間違いない。

日本の介護施設はやりすぎです。

施設に入れないのでコロナで、ますます貧困さが開いています。プライバーシーも尊厳もなくなる施設?といったら大げさだけれど、

これでいいんですかね?

排便は、午前に。健康な方の規則正しいお通じは、朝に、24時間を3つに別けると、入れる時間、出す時間、休む時間に別れる。休む時間は20時から4時、出す時間は4時から12時、入れる時間は12時から20時。動物達の行動をみても、夜行性動物は別として、日が沈んだら、寝る時間が当たり前。

介護施設では、みんな病気だし、時間もわからなくなり、夜に排便が多くなることに気がついた。排便記録に三日ないと、まず下剤を服薬。作用が強いと、1~2時間後には反応がでて、トイレに!

特に大変なのが、真夜中オムツでは間に合わす、布団の中での排便、水溶性のお年寄りの便は特に一人ずつ臭いし、布団を汚すと、消毒、洗濯もう大変。介護とは、上のお口と下のお口のお世話することなり。

夜勤の、最初の頃に引き継ぎの際に、夜勤の人は、時間があるのだから、布団迄汚さないように気きをつけてよ。ときつく言われてビビった。洗濯や消毒、布団干しが大変なのは、よく理解出来てもコントロール出来ないものについて、あれこれ文句をいわれれば、心は傷つく。

みんな病気で、昼間も直ぐに横になるから、夜寝られない。寝られないので、騒ぐ。先日、隠れてベッドでタバコを吸った痕跡を見つけた。これば、火災発生の原因になるから厳重注意。施設利用者は、自分だけしかかんがえていないから、いたちごっこ。全てが介護。

71歳になって、夜勤は最近はしんどくなってきた。仮眠は延べ4時間くらいはある。家では夜中の2時3時までパソコンに夢中でも、用事があれば4時間でもOK。だけど、同じ4時間でもいつコールがなるかわからない状態では、勿論熟睡はできない。仕事柄、深夜に働いている人の数は、想像以上に多いかも知れない。

籠の鳥(オカメインコ)に学ぶこと

 

今日は本当に 人に疲れた。 あの人が来るから行かないとか? あの人のトイレの後は使えないとか ?あの人が居るだけでいやだとか その他いろいろ。

施設の玄関に もう何年も 鳥籠に入ったオカメ インコがいる 。お客様が来ると ひたすら こんにちはこんにちはこんにちは。 名前は、 ピーコ。  最近夜勤に1人なると、 このインコと会話?をする機会が多くなった。 人よりも可愛いし 、何しろ 文句も言わない 。ひたすら首を振って 頷いてくれているようでもある 。なんと、このオカメインコは施設で寝起きしている最年長者でもうかれこれ10年以上は、このわずか30センチ巾の籠に中に1匹だけで生きている。オカメインコの寿命をネットで調べたら15年前後は生きるらしい。そして、私の憧れは このインコの姿である。 この狭い鳥籠の中で、何年も同じバーにつかまって、 夜はそっと目を閉じてじっとしている。 寝ている時にも 、止まり木にはしっかり掴んで、決して 横になったり しない。 多分、 この鳥が 横になることは 死を意味する時だと思う 。もし、この鳥が癌に侵されたりしても、介護という概念が存在しない。私は、この鳥の 生命力と、 忍耐力、と そして 毎日毎日 少ない餌を食べ 、そして元気でいる姿を見ると、 なんと人間の 欲望の 醜さが 見えてくる 。話は変わるが 、私は原則として 猫も大好きだし 犬も大好きだし 、もちろんオカメインコも大好きである。 しかし 、それは 大自然と共にある動物であり 、かごに入れられた、 猫や犬やオカメインコではない。

私の心情から こんな狭い場所に閉じ込められて 一生を過ごすことは 可哀想ということでしかない。 だから、私は飼いたくても飼えない。人が、介護で 痛いの痒いの いろいろなわがままに対応するため 、すべて 薬・薬・薬 の 世の中になってしまった。 これで本当にいいのだろうか? 介護って何? インコを見ていて 今日は色々考えることが多かった。私は、大空を駆け巡るインコでありたい。

 

 

黒人に介護されることがグルーバル社会?

2025団塊の世代が後期高齢者に突入し、なんと日本の人口の6人に1人が後期高齢者という時代になる。天気予報や火山の噴火予知、地震余地は外れることの方が歓迎だけれど、人口予測はもう確定事項になっている。

厚生労働省の少子高齢化対策の3つの内の一つが、外国人労働者の積極的な受け入れ、移民、難民制度の見直し。高齢看護介護資格者の現場復帰を促す。なるほど、でもね。猿でもわかるこんな安直な考え方ならあと100年後、日本はアジアに東にある小さな島国にすぎない。グローバルスタンダード、世界の人々が同じように生活しうる環境作り。世界平和に貢献できる日本?

いつも、黒人の問題について話しはじめると𠮟られてしまう。貴方は、日本国内で介護・看護全ての分野で黒人の活躍する機会を奪おうとしている。そのくせ、なにも手当出来ずに文句ばかり言っている。でも、待ってください。そう言ってる人達は本当に黒人や白人に介護をして貰った経験あるの。大股を開いて、オムツ交換や排便の処理をさせていいの?そのように聞きとだんだんトーンダウンする。

自慢じゃないが、私は100キロをこえるグラマーな黒人女性に、ハグされて(潰されて)おもちゃのように扱われ、いい経験をさせてもらった。人種差別とかじゃなくって、黒人独特の体臭に馴染めないのだ。体も大きいし、今の日本男子には体力もない。もしも、もしもだけれど、こんな国の人達と体力勝負で争ったら100パーセント勝ち目はない。私はこう考えている。人口が少なくなるのは避けられない、でも、一足飛びに外国人労働者雇用や移民には反対である、反対する理由は明確である、日本人でなくからである。混じることは(混血)、美につながるかも知れないし、今までの日本とは違ったあたらしい国家が創造出来るやもしれぬ。だけど、日本の歴史、文化は否定されもうない。

小さくてもいい。壊れやすいほど繊細でもいい。だけど光やがやき、平和な国があればよい。

どうなろうとも、20年後にはもう確実にいないのだから生きている内は、夢見ていたいと思う。

 

盲導犬に感謝

今日久しぶりに盲導犬を見た。50代の背広を着た男と 犬の毛並みも綺麗に揃って うつくしい、交差点の赤信号(音で判断してる?)にかかると入るはピタッと止まって ご主人も止まる。青信号になるとさっと立ち上がって 静かに歩き始めた 。

もしかしてもしかしてだけど、 未来の介護が ロボットと犬にとって変わるかもしれない。 人によっては 人との紛らわしさに紛らわせることなく 、そのことがいいと思う人も 間違いなくいると思う。

今、日本では 熟年離婚が増えてきているそうである。これは、韓国や台湾でも見られる現象で 夫や妻に縛られず 自由に生きていきたいというのが その背景にあるそうであるが どうもこれは私は違うように思う。 人を愛さなければ、 自分が愛されることはない 。動物だって 餌をやり スキンシップをして 大事に大事に扱えば、 犬はその期待の倍以上に答えてくれる 。私はそう信じている。

盲導犬が普及することは、 これからの社会にとって必要不可欠であると思うが、 盲導犬を 教育するのには 3年の時間と 適性が求められるそうである。 どんな犬でも 盲導犬になれるわけではない。 そして、 盲導犬を譲り受けられるためには それ相当の お金も必要になってくる 。一人でも多くの人が 自分の思うように 生きるために、 盲導犬が 増えることを 願っている。

ワクチン接種は自己責任で慎重に

オミクロン株が猛威をふるい、今日は感染者が1日7万を超えた、介護施設では、ワクチンは半ば強制で毎日PCR検査、だけど、私は注射は怖いので一度も打っていない。どのような形で収束するかわからないが、結局はインフルエンザと変わらないくらい危険性が軽減したのたとか、全体免疫が確立されたとか、曖昧な表現で落ち着くのではないだろうか?

私は、好きな事に夢中になると寝るのを忘れて、頑張ってしまう、その結果2~3年ごとに過労で点滴を受けたり、ヘルペスにやられる。50歳前後の時にはまず唇のはじっこにじゅくじゅくができて、かゆくて顔半身に広がった、皮膚科で薬を貰ったが、合わなくてどんどん広がってしまった。四谷怪談のお岩さん状態。自分でも顔を見るのが怖かった。大きな病院の皮膚科に受診して驚いた。その薬ではかえって悪くなります。え====?薬をかえて10日間くらいできれいに治ったのでよかった。医者でも間違いはある。おかしいとおもったらセカンドオピニオンでもなんでも、自分の身をまもるために医者を信用しないのも、信用しすぎるのもよくない。さて、ヘルペスは予防接種で菌を植付けて、普段は発症しないようにコントロールさせているが、疲れがたまってくると免疫力が衰えてなると聞いた。

今回のコロナでも人類減少の罠とか、さらにワクチンで殺されるとかいった情報がちまたに溢れていて、どれが本当のことで、うそなのかまったくわからない。

ワクチン接種するか?しないか?これは個人の自由。もしも、介護施設で、ワクチン接種しない人は働けませんと圧力がかかれば、私は辞めざるをえない。人はいつ何時突然死するかわからないのだから、せめて私は、自分の体に不必要と思われるものは入れない。みんながやっているからはしんじない。

 

裸が一番(掛け布団はいらない)

もしかして、もしかしてだけど、私は名を残す発明家になるかもしれない。今は午前4時、忘れないうちに夢中で飛び起きて原稿を書いている。

施設で介護させている女性は、体がかゆくてかゆくて、夜になるとパジャマもオムツも脱ぎ捨てて、2時間おきに着替えをさせている。

介護する方も介護される方も重労働だし、洗濯の人件費、紙オムツ代を考えればどんどん請求金額がかさみ負担も多くなる。介護士はひたすら学校でならったようなマニュアル人間ばかりだから、一夜開けるとだいたい3回のお着替えと洗濯。時々、やってしまって洗濯おばさんにさんざん注意されるのだが、きのうもやっちまった。洗濯機の中にいっしょにオムツを投入してしまったのだ、洗濯機の内部槽は、ばらばらちりぢりになった紙が目を詰まらせている、パジャマも紙だらけ、紙オムツの吸水パットはゼリー状のものでできあがっている。洗濯30分、掃除は60分でも終わらない、それ以上かかる、怒られるのも、無理はない。自分でやると言っても朝はすごく忙しいので、できない。貴方は何回注意すればいいの?面目ない、だけど敵も然る者、すごいのだ、パジャマのポケットにテッシュを入れたり、ガムのような飴の食べ残しをいれたり工夫?している。私は、パジャマに紙は入れないし、洗濯するときにはポケットなんて、いちいち確認することもない。だけど、ここは言い訳無用。ごめんなさい。またまた気をつけます。

そこで、私は考えた。防水シートを吸水シート(下は新聞紙)にかえた。パジャマやオムツは廃止、掛け布団も廃止。ドーム状の外枠をつくってその中に下半身すっぽんぽんの彼女を寝かせる。今は寒いので施設の室温は常時26度で保たれている。私は、自宅にやぐらこたつをこさえて、そこに、こたつ用の電熱器をセットして寝てみた。寝たときは夢ごごちあったかい。だがしかし、翌日の喉がらがらで腫れている。そこで、何度も温度調整を繰り返し約15度なら喉の乾燥を防げることを発見した。一晩ぐっすり。さっそく次の夜勤の日に、こっそり実行。彼女もぐっすり寝られた様子で安心した。ところが、これからが大問題、そのまま報告したらたいへんなことに。貴方は自分の仕事を放棄してプライバシーをいちじるしく侵害している。わたしにも、反論がある。1対1で毎日おなじ空気の中ですごしていて他の人に真っ裸の姿をみせているわけではない。でも、頭のかたい人は駄目、ひょっとしてオムツで稼げないことが不満なのかも?

私は、さらに挑戦をしている。敷き蒲団を断熱罪の細かいローラーを並べて排水施設を整える。夜排便排尿したらセンサーで知らせる、介護士は温水シャワーで汚物を流すだけ。乾燥はドーム状の温風で乾燥。いかがですか?

貴方は、人間の尊厳を無視するのですか?施設では、私はトラブルメーカーかもしれない。両親は私の介護で亡くなった。家であったらな、私は間違いなく行動に起こしていた。私は今日も自分の作成した特性ベッドで寝ている。常識は常識じゃない。

ここに、きれいな若い女性と香水のにおいがあればさらによい。いつも一言おおくてまた𠮟られる。

 

幸福ってなんだろう

幸福とはなんだろうか?知的障害者の施設を訪れた、頭にヘッドギヤーをつけた女の子や、壁にむかってボーッとしている子もいる。

20人くらい。私は、2時間くらいお話を伺ったが、お世話はほんとに大変で頭が下がる、食事をさせるのも一苦労で、朝お皿は固定しなければならないし、食事介助をしても全く食べない子もいる。施設だから朝は7時昼は12時夕は5時と決まっている。朝は起きない子もいるけれど、炊事炊飯は時間との勝負なので食べ慣れれば廃棄処分。素人はもったいないとか?もっと丁寧に扱ってあげればとか言いたい放題だけど、仕事をしている本人にとったら、いつまでもだらだらと食事をさせたりするわけにはいかない。

話は出来るけど、文字が書けない。おどおどしてだまりこくる。

こんな、話を聞いた、施設は13歳になると出て他の施設に行くか?家庭に戻すか?蛍ちゃんはお金の価値がわからない。社会に出るのは、お金の使い方は覚えなければ。500円をあげても、使い方もわからない。しかし、10円は大好きで十円十円と毎日おねだりする。施設では滅多にお金を渡すことはないけれど、たまたま訪れた人が十円を渡してしまった。彼女はポケットにいれて大切そうに持っていた。明くる日、ポケットをみたらお金はなかった。飲み込んだ?先生方は探したけれど見つからなかった。たまたま、蛍チャンの行動をみていた施設長の目があった。蛍チャンは玄関の観葉植物の鉢の中に隠してた。施設長は確認したが、次の日には、そこにもなかった。観葉植物の鉢の隣に、赤電話の公衆電話が置いてある。蛍チャンは大事にしまって、悲しくなると夜におとうさんと電話をしていていた。今は、百円でも公衆電話にいっぱい入るし長話も出来るが、その智恵はない。だが、家のお父さんの電話番号はいつもお守りの中に大事に入っている。あるとき、公衆電話の所にいる蛍チャンを見た。なんと、大好きなお父さんに電話をかけていた。10円だから話はできない、だけどお父さんの声は聞こえる、それだけで、彼女は落ち着いて笑顔になる。彼女にとって、1万円よりも10円の方が価値がある。

大人は、金額の多い少ないで幸せを計ろうとするけれど、そんな小さなことで評価できない。今日は、いい勉強をさせてもらった。」

 

知的障害者とのくらし

午後のひととき、音楽の時間がきた。以前、テレビで見たことがある、食器や身近にある物を曲に併せて叩いたり、吹いたりする演奏で正直またまた雑音を聞かされる。そして、父兄や観客が演奏が終わると褒めるというパターンである。正直なところ、うまいとも思わないし、褒めすぎだと感じていた。一言でいえば、あまやかし、でなんでも良く出来ましたの世界である。

私は、太鼓の演奏にはちょいとうるさい。なぜなら二人の子供に太鼓を習わせていたときに、だらだら態度がゆるせなくて呼びつけてなんどもしかった。びんたもした。「もうやらなくてもいい。」私のきびしい教育のおかげかふたりともばちを放り投げたり、右と左のばちを交互に変える、高速でばちを打つ。ずいぶんと上達して千葉県の成田山で開催される4月の太鼓祭りの表紙も飾った。私もうまくは無いが武田節や常磐炭鉱節くらいはまあなんとか打てる。ドドンがドン、太鼓には音符がない。ひたすらリズムの勉強である。子供は高校受験を控えて辞めたいと言ってきた。私は、正直がっかりしたが、かれら二人が希望ならしょうがないときっぱり諦めた。でも、人生に経験は生きると信じている、いつか、感謝されることを願っている。

さて、今日は太鼓のお披露目ということで、これもまたたいしたことは無いと、たかをくくっていた、正直、その前にアコーディオンのボランティアにきてくれたおじさんは自分だけが酔ってしまって、リズム感ももないし歌えない。もっと、練習してきなさい。そんな感じ。太鼓もたいしたことは出来ないと期待はなかった。でも、ちょっと雰囲気がちがうぞ。おそろいのはっぴ姿でかっこいい。太鼓も本物。たった1曲しかまだ完成していませんが、この3か月太鼓の先生に教えていただいたので今から演奏します。ばちをかまえて、指導者が手をあげた。振り下ろすと同じにどー~んと一番鼓がながく鳴り響いて徐々にばちさばきが早くなり、一瞬の静寂をはさんで約5分の演奏が終わって涙がこみあげてきた。さっきまで、ぼ~としていた子が笑顔で叩いている。太鼓は音ではない。笑顔が音を作ると信じている、そして、笑顔でないと感動は伝わらない。すばらしかった。太鼓の先生は、それはそれは太鼓に関しては、知的障害者であろうとなかろうと下手な子には徹底的にやらせる、わがままはゆるさない、人はだれでもうまく上手になる可能性をもっている。すばらしい教育者がいれば子供は育つ。真剣に取り組めば、子供にはわかる。私も、こういう教育者になりたい。

ついつい、かわいそうだからとお菓子をあげすぎる。肥満や糖尿のこもいるという。あまやかしすぎるのも良くない。

 

菓子折の意味するもの

3日ぶりに仕事に行った。タイムカードの側に菓子折が開けてあった。大変おせわになりました。○○○○

2日前の昼間、心肺停止で救急車で緊急搬送された。一時は、回復したもののすぐに死亡が確認されたそうだ。96歳男性。彼のいた部屋はきれいに消毒され、まっさらな状態に戻されていた。彼は、夜勤で一番大変が方だった。2時間おきにオムツ交換、交換のたびに寒い寒いと言われ、交換は一仕事。お尻を浮かせて、交換に協力してもられればもう力はいらないし早いし、きれいに出来るけれど。

彼とは、よく話した、海上保安庁の巡視船の一等航海士で仕事の制服姿はりりしく、日本近海の警備行動についていたそうな?3日前のには、朝食はベッドから起き上がって自分で食事をしていた。足は引きずるように歩き、話は何をいっているのかさっぱり理解出来ないけれど、昔のことや、天気の事や、内容がばらばらで整理されていない。こんなにも、ひとは簡単に命を終えてしまうのか?

今日から彼はいない。仕事上では正直幾ばくかの負担は減った。やれやれ。家族もマニュアル通り、密葬をして終わり。生きることの方が、辛いし、大変ではあるけれど、人生お一人様1回限り、3万から4万日しかいきられない。ご冥福をお祈りいたします。

 

自然を壊すのは人

今テレビを見ている。不法投棄で海にすてられた魚網にウミガメがかかってあがいている。足というのか前の水かきが腐っていた。

獣医は、前のひれを切ってそこに人工のひれをボルトとで止めた。海亀はありがとうとお礼をのべて元気に海に帰っていった。

昨年日本でパラリンピックが開催された。陸上では、より高く、より早く、より強くするため、義足のバネがつけられていた。日本人が多くのメタルを獲得した背景には、日本の工業技術の最先端が使われている。パラでいつも話題になるのは、障害の程度や義足の優劣できまるので不公平という声もある。

介護は生きるための力になれば、何でもあり。その人が、たのしく人生にいきる喜びが見つけられればみんなゴールド。

私の友人にも義足や聾唖者がいる。その人は立派にいきている。学校を卒業しても、生きがいがありのかないのかニートも増えている

人みんなそれぞれ。第三者があれこれ批判することではない。

海亀は海で生きる物、海に戻れたのだからそれでよしとしなければ

 悲しくてやりきれない。

都内で患者であった犯人の母の通夜の席に呼ばれた訪問医師が、仏壇の目の前で散弾銃で殺された。お供の理学療法士他1名も重傷との事。患者本人も患者であったという。本来ならば、一番感謝しなければならない人を、母を殺した張本人だと恨んでの犯行で、散弾銃2丁を用意し、通夜の席で謝れと迫ったそうである。計画的犯行だが、本人は不適な笑いを浮かべ警察署に護送された。犯人は、医師を殺害したあと、約半日立てこもって、近所の住民は深夜にもかかわらず220人あまりが緊急避難。ネゴシエーターの説得むなしく最後は警官が窓から突入して犯人の身柄を取り押さえた。人は、いつかは死ぬ、だけど、それまでは、みんな生きたい、生かせてあげたいと一所懸命になっているのに!こんな犯人がのうのうと生きていていいのだろうか?

昨年、アニメの放火で36人のも命を奪った犯人も、生死の狭間を行き来しているようだがいまなお、懸命の治療が続いている。

私の会社も医師では、無いけれど訪問介護はしている。寒い夜中にオムツの交換や水分補給、真夜中だって部屋が散らかっていれば掃除もするし、お腹をすかせていれば、そのまま、はいさようならとはいかない。先日も、夜9時過ぎにくたくたになってヘルパーさんが帰ってきた。ケアマネから頼まれた初めての方。脳出血で左下半身は完全マヒ。でも患者の頭には1月前の元気に歩けた時のまま止まっている。先生なんで、私がこうなるの?毎回おんなじ話ばかり約10分は聞かされるという。トイレはとくに介助されるのは断固拒否。ズボンも下ろせないのに手伝わせない。でも、結局は本人は諦めて抵抗に抵抗を重ねてトイレ介助だけで30分。自分で立ち上がったり、

オムツ交換も協力してくれればものの1分もかからないし、らーくらくなのにわざとやらせない。訪問介護は、移動時間は給与は出ない。

仕事が終わらない、時に次の仕事もある。なにもできないイライラが爆発しても我慢しかないという。

話は変わるけれど、今若者達の間で性犯罪が多発している。ネットの見過ぎで本人はレイプしたという自覚はない、合意のうえだった。相手がもとめた。大人たちは、トルコとかデリヘルとかいろいろお金で売春もしているのに、なんで俺だけ捕まって逮捕されてブタ箱に放り込まれるんだ。性犯罪の再犯率は15パーセントを超え、なかなか社会復帰できない。お金がないから、人を騙したり、どろぼうをしたり。

そんな事をしていたら、おてんとう様がみてる。お母さんがみてる。地獄行きだぞ。

俺、お天道様の当たらないところでやってるからしんぱいんねぇ、お袋は死んだ。地獄?あんたみたあんの?

なんも、言えねえ。

埼玉県ふじみ野市で起きた訪問診療医射殺事件に震撼したのは医療者だけではない。介護業界も「次は自分たちではないか」と恐れている。事件が起きた同じ埼玉県でケアマネジャーとして働く43歳の男性は「今回逮捕された66歳の容疑者に似た“モンスター”や介護スタッフに暴言や暴行をする問題のある介護家庭を、現在進行形のケース含めたくさん見てきました」。介護の現場をフリーライターの相沢光一さんが取材した――。

医療・介護業界が震撼…「訪問診療医射殺事件」は氷山の一角

1月下旬、埼玉県ふじみ野市で起きた訪問診療医射殺事件は社会に大きな衝撃を与えた。

猟銃で撃たれて亡くなったのは、事件の前日、無職・渡辺宏容疑者(66)の母親(92)を看取った医師だ。容疑者から弔問に来るようにとの連絡を受けて訪問したところ、「心臓マッサージをして蘇生を試みてくれ」と頼まれた。無理な要求だったため丁重に断ると容疑者は逆上し、医師に向けて猟銃を発射したのだ。

凶弾に倒れた鈴木純一医師(44)は苦労の多い在宅医療を積極的に引き受け、患者に寄り添う仕事ぶりが評判だった。

要介護の高齢者の医療・介護に携わる仕事は「死」が身近にある。どんなに親身になって自らの知見や技術を動員してケアをしたとしても限られた寿命を延ばすことはできない。

それを治療法が悪いなどと勝手に思い込まれ、憎悪を向けられたとしたら……医療者としてはそんな恐ろしいことはないだろう。この事件の報に震撼(しんかん)したのは医療関係者だけでない。居宅介護の事業に従事する人たちも同様である。

「今回の事件には私はもちろん、在宅での介護サービスを担当するスタッフは皆、大変なショックを受けています。決してひとごとではない、と」

そう語るのは事件が起きた埼玉県の居宅介護支援事業所に勤務する男性ケアマネジャーOさん(43歳)だ。

「厚生労働省が『介護現場におけるハラスメント』の実態調査をし、対策マニュアルを出しているように、介護スタッフの多くが利用者やその家族などから身体的暴力、暴言や執拗(しつよう)なクレームなどによる精神的苦痛、セクシャルハラスメントなどを受けています」

厚労省による2018年度の調査「ハラスメントを受けた職員の割合」を見ると、サービスの種別による差異はあるものの利用者本人(要介護者)からは4~7割、家族などからは1~3割の職員がなんらかのハラスメントを受けた経験がある。

「介護職員は女性の比率が高いです。私たちケアマネジャーも8対2の割合で女性が多い。ハラスメントの傾向がある利用者や家族を女性が担当するのは危険です。そのため、私のような男性ケアマネが代わりに担当することも多く、問題のある介護家庭は現在進行のケースを含め、ずいぶん見てきています」

「案の定(モンスター長男は)激高し、顔を思いっきり殴られました」

Oさんは状況的に今回の事件の親子と状況が酷似したケースを経験している。

「90代の母親を60代半ばの長男が介護していたんですが、その長男が“モンスター”でした。ケアプランを作り直せと言ってくるのは序の口で、介護サービス職員の態度が気に入らないとか技術が未熟だとか、何かにつけてクレームを入れてくる。また、その長男は統合失調症を患っており、ストレスに弱く感情コントロールが苦手なせいか母親に暴力を振るっていたんです。現場を見てはいませんが、母親の体にはあざがありましたし、長男の言動には常におびえていました。

この状況を放置しておくわけにはいきませんから、意を決して男性の同僚2人をボディガードにして話し合いに行ったんです。このままではケアを続けられないと伝えると、案の定、激高し顔を思いっきり殴られました。すぐに警察に連絡しました。警察沙汰になれば、行政サイドも動きますからね。母親は施設に措置入所、長男は精神病院に入院しました」

このような経験をしたOさんは、今回の事件をこう見ている。

「犯人から『線香をあげにこい』といわれた医師は(報道によれば)総勢7人で男の家を訪問したそうです。これまで接してきた経験から、何をされるか分からないという危険を察知していたと思うんです。だから大勢で行った。ただ、誤算がありました。男が猟銃を持っていたことです。私の場合は幸いにも相手は武器を持っておらず、殴られただけで済みましたが、その違いだけなんですよね。それを思うとゾっとします」

警察の取り調べが進むと、今回事件を起こした家庭を数年前に担当したケアマネジャーにも「線香をあげにこい」という連絡をしていたこともわかった。しかし、容疑者のモンスター的性格を知っていたケアマネはそれを拒否した。

「この対応が正解ですよ。亡くなった医師は良い人すぎたのかもしれません。トラブルメーカーであることは認識していたはずですが、最愛の母親を亡くした男を気の毒に思ったのか、訪問してしまった。ひょっとしたら最愛の母親を亡くした男を気の毒に思ったのかもしれません。でも、医療関係者にしても介護業界の者にしても、相手が亡くなるまではケアに尽力しますが、弔問まで付き合う義務はない。医師の患者と家族を思う優しさがあだとなってしまったのではないでしょうか」

「寝たきりの大黒柱」や「年金ミイラ」で食っていく人々

Oさんによれば、こうしたモンスター介護者の多くに共通することがあるという。それは、「介護する親の年金収入で生活している」ということだ。

医療関係者の間には「寝たきり大黒柱」という俗語があるらしい。寝たきりになった要介護者の年金が生活を支えている大黒柱という意味だ。

「パラサイト=寄生ですよね。親の年金が頼りだから、親が死んでしまったら自分も生きていかれなくなる。それが分かるもんだから精神的に追い詰められ、モンスター的行動に出ることが多いのではないでしょうか」

今回逮捕された容疑者は、母親の年金だけではなく、生活保護も受けていたようだ。年金収入があっても生活保護費は支給される。年金分は減額され最低生活費を保障される形になるが、年金や生活保護など公的なお金が命の綱だったことは確かだ。この容疑者の場合、それに母親に対する偏愛が加わり、親が死んだ絶望感からあのような事件を起こしたのではないだろうか。

「私は暴力を受けたケースだけでなく、同様の状況にある家を何度も担当していますし、パラサイト介護者は(全国的にみれば)かなりの数にのぼるのは明らかです」

時折、親が死んでも家族が届け出をせず自宅内に放置していた、という事件が報じられるが、それも年金収入がなくなることを恐れてのことだろう。世の中には、「寝たきり大黒柱」だけでなく、そうしたいわば「年金ミイラ」で食っている人の存在も否定できない。

「もちろんパラサイト介護者のなかにも、温厚で真面目に介護に取り組んでいる人もいます。でも、共倒れになる瀬戸際に立っていることに変わりはありません。医師射殺事件を起こした容疑者のようなモンスター介護者は顕在化しているし、潜在的にも多いわけです。在宅介護に従事している職員は、今度の事件で、改めてその怖さを思い知らされました」

厚労省は女性介護スタッフへのハラスメントが多いと把握している

モンスター介護者に対応する職員の安全を守る方法はないのだろうか。Oさんは「非常に難しいですね」としばらく考えた後、こう答えた。

「医療、介護は中立公正が大原則です。どんな人でも平等にケアを受けられるという原則は崩したくありませんが、今回と同様の事件が再び起こったり、目に余るハラスメントが多発したりする状況が拡大した場合は、国がカスタマーハラスメントに関するガイドラインを作ることも必要ではないでしょうか」

「実はウチの事業所にもカスタマーハラスメントに対する独自のガイドラインがあるんです。利用者さんのひとりにクレームの電話を頻繁にかけてくる人がいるんですが、それに忙しい職員が長時間対応していたら仕事になりません。それでクレームの電話が1日1時間(1回20分以上かつ3回以上)を超えたらカスタマーハラスメントと認定するというルールを作ったんです。厚労省も実態調査をして、介護現場でハラスメントがあることは把握しているのですから、ガイドラインを作って、ハラスメントのレベルが一定のラインを超えたら支援を中断してもいいといった方策を一刻も早く考えてほしいです」

———- 相沢 光一(あいざわ・こういち) フリーライター 1956年生まれ。月刊誌を主に取材・執筆を行ってきた。得意とするジャンルはスポーツ全般、人物インタビュー、ビジネス。著書にアメリカンフットボールのマネジメントをテーマとした『勝利者』などがある。 ———-

 

 

最後まで覚えている単語は一つ。おかあちゃん

 
施設で94歳の男性がいますが、真夜中に突然大きな声で「おかあちゃん」と叫びびっくりさせられます。私が聞くのは、これで3回目。この方は、普段の会話が成り立たないほど認知症がすすみ、トイレが大好きな方で、トイレに30分座り排尿も排便もでないのでベッドに戻るとすぐにブザー。どうしたの?トイレ、もれちゃうの繰り返しで朝の多忙な時は何回かスルー。だけど、こういうことだけは、しっかり覚えている。
ベテランの看護師仲間は理解しているが・・・
 
声はママでもなくおかあさんでもなくいつもおかあちゃん。
 
違う方のお話ですが、今一番なにがしたいか?聞いたら、戦友に会いたいとか、故郷の海をみたいとか?
その中でも両親の墓参りという方もおおい。
 
母の父は生まれる前になくなって、再婚した父にかわいがられた。でも話は圧倒的に母の話が多かった。私は三男坊で27歳まで一緒その後52歳で実家の近くにマンションを買って65歳からまた同居、兄弟の中で一番母と一緒だった。両親の介護をした際に、上の兄弟2人はお前が一番長かったのだからと介護を押し付けられたが、それでよかったと思う
 

雪が降ると、人間性がもろに出て面白い。

私は午前5時間頃から施設の前の公園にまず50センチくらいの道を約80メートル作った。
そして、おわって施設前の駐車場の約30メートル四方の雪をかたづけた。
あせびっしょ、つかれた。
でも、5時半前にすでに雪かきをしていた人がいた、自分の玄関先から通りまで約30メートル。
他人の家の前も自宅と全く同じように清掃していた。
施設でも社長や高齢のスタッフの方が出勤が早い。雪の情報は昨日から流れているのだから朝早くくるかどうかは
自分次第。勿論、早朝残業や代休時間を要求するものでもない。
後から遅れて来た人は、いいわけから始まる、車が動かない。バスが?電車が。
確かにそうだけれど、全く同じ条件で早く来ている人もいるのだから????
雪を寄せるにしても、自分の家の側に集めるのが、常識あろうが?帰り道にはわざと反対側の家に沿ってかき集めている。
普段,仲が悪いのかな?
遅れてきた男性は。スコップないからとすぐ部屋にもどった。おまけに、私は隣近所で終わったスコップを借りてきた。
普段の行いがいいものだから?みんなすんなり貸してくれる、ありがたいもの。
帰りのバスにのったら、男性が騒いでいる、がたがたうるさい、壊れてんじゃねえの?バスの運転手さんが
尽かさず、アナウンス。路面凍結スリップ防止の為,タイヤにチェーンを巻いておりますのでご了承下さい。
雪になれない都会人は、ちょっとの雪でも大騒ぎ。雪国には暮せない。
ほんのすこしでも他人の土地の雪かきができれば、日本人の思いやり優しさは大切にしなくちゃ。
腰が痛い、だけど雪かきをした充実感はある。ほんとうだからね。
 

その人は、千葉では知れたおかまであるそうな。年をとれば誰でも肌はあれ、惚けにもなる。まだ60代だと思うけれど個人情報でわからない。私の見立てでは、お金もち。今も女性の下着をつけてしっかりお化粧をすませてやってくる。週に2回のサービスだからほとんど会わないけれど、話の種はつきないくらい豊富に耳に入ってくる。下着はいつもシルク、長めのスカートにピンク色のカーディガン。施設では、みんなヒマだから面白い話に飢えている。内緒よと言いながら、台風なみにいつもまにか尾ひれがついてくる。だまされた。入院した。人の不幸は密の味がすると言うが、老人施設の生きがいってそんなものなのかも知れない。

見てしまった。この人は認知症がますますひどくなっているというのにお化粧や服装はいたって普通。トイレ依存症で1時間に何回も何回もトイレに行く、行って入るとなかなか出てこない。中でなにかもごもごいっている。それなのに、ああそれなにに紙パンツで1日に3回もおもらしでパットはびっしょり。食事をしたばかりだというのに、食べていない。言い聞かせるとドンドンエスカレートしてきて責任者はどなかかしら、呼んでいただけませんか?とすぐに言う。まるで、こちらがいじめられているような感じで、対応の仕方がわからなくなってくるそうな?学校でもおかまの介護は教えない。後は、現場まかせ。

ついにその時がやってきてしまった。今日は、急に朝勤の人がお休みだから30分お願い。引き受けましたとは言ってないけれど、私しかいない。ドキドキ。車椅子での介護が。私も開き直って、こんにちわと笑顔を繕って近づいた。さっそく出た。責任者は、どなかかしら、呼んでいただけませんか?すみません。この時間は私しかおりませんので少々お待ちいただけませんか?彼女いや男性は私を無視、でも、そのうちに我慢が出来なくなって、あんたトイレに連れてってと・・覚悟は、決めたし正直どんな下着なのか○○心もあってトイレに。マヒはないと聞いていたので、トイレを出ようとしたら、また叱られた。介護の人でしょ。パンツを下ろし便座に座らせて、いやに丁寧な言葉にまたドキドキ。下着をその部分を見ずに下ろすことはとっても難しい。見ちゃだめよ。それからいつも聞いていたように5分立ち、10分たち、やがて15分。やっと終わった。やれやれ。。。。その5分後、すみません。トイレがしたいの?責任社はどなたかしら、呼んでいただけません?

おもわず、このやろうと一発張り倒してやりたい気持ちが走った。私は、介護に向いていない。終わってどっと疲れが出た。夜勤プラス残業30分、シャワーを浴びて目が覚めたらもう午後の3時を回っていた。人は、どうしてあんなに壊れてしまうのだろう?

松山千春のコンサートに行った。千春は。ギャンブルが大好きで。毎日寝る前に。かけをするそうで、ある。明日目が覚めるかどうか。その事をかけるのである。目が覚めたら勝ち。目ざめなければ負け(死)。毎日毎日、目覚める方に賭ける。もし覚めれば勝ちでこれを、始めてから連戦連勝で負けしらず。今日も、また勝った。ならば、勝ったこと(生きている)ことに感謝して、一生懸命明るく楽しく過ごそう。さらに毎日500円を賭ける。たぶん明日もあさっても勝ち続けるだろう。そうすると胴元である自分にはドンドン金が貯まる。その夢の貯金で家族に感謝されるための食事をしよう。旅行もしよう。自分自身が幸せになりたいとおもったなら、まず家族とか仕事仲間とかの隣人を愛し続けること。そうすれば、最後の1敗がどんどん遠くなって行くような気がする。

健康になりたいと願わない人はいない。しかし、本当に健康になりたいと思うならばまず自分を愛すること、信頼すること。

先日、私の友人にI理事長が書いた大麻草の話をしました。その友人は今日本大麻の勉強をしています。CBDオイルの普及にも尽力して、タイのミャンマーにも何度も足を運んでいます。タイでは、大麻は今様変わりをしていて、麻薬組織から 抜けだし医療行為の最前線として研究され、実際の実証実験では、認知症の予防効果、癌の終末期のケアとして使われているのです。

 

お金があれば、日本で大麻の栽培をしたい。タイ政府は、医療大麻の日本での栽培をその友人に許可を与えているそうです。これは、タイ国王の使えている日本女性からの報告です。

薬という字は、草かんむり、その草を代表するものが大麻だと教えていただきました。1億くらいの資金があれば、タイ政府と契約して大麻研究と活用を計画したいとおっしゃっていました。大麻は全てが生活に役立つのです。特に東南アジアの高温多湿なところでくらす人にとっては、なくてならないものだそうです。

 

この話をした次の日に、本やら何やらいろいろ勉強させられました。結局、私は投資資金もCBDオイルの販売も断りましたが、いろいろ教えていただき本も何冊か預かりました。専門書や学術書は理解できませんが、日本人の大麻教科書はおすすめです。希望であれば、購入して差し上げますのでご連絡下さい。

 

これも、またまたGHQの日本漢方処方と伝統文化の崩壊を目指して、関係書籍の焼却処分と人材を決定的に調査して処罰の対象にしたのです。小麦文化と油文化を政府関係者や大手食品会社を巻き込んで全国にキッチンカーを走らせ、米を食うとバカになると徹底的に洗脳されていったように、大麻も麻薬だから栽培禁止さらに罰則まで決めて徹底的に悪者扱いにされてしまったのです。

 

今、日本では医療大麻は厚生労働書に届け出れば誰でも栽培可能だし、JTや津村等は買い手として名乗りを上げています。しかし、タイ政府は大手には栽培権利は譲れないと棚上げ状態に、その結果質の悪い大麻草を高額で輸入しています。質のよいものは、すべてマフィアが押さえ込んで日本での輸入密輸は過去最高といわれ、今や芸能界から一般女性まで巻き込んで陰では普及して相当の額が暴力団関係者に渡っているのは事実です。

コロナは母子家庭によく見られる、貧困をより一層助長し生活苦に追い込んでいる。市では、無償の貸し出しをしているが金額は20万限度、無利子機関は返還は1年度最長1年

 

ベッドの移譲も入浴介助も体重別に加算金が有るわけでない。私は、もうかれこれ介護をつづけている限り、腰痛症とは離れなれない。

それは、あなたのやり方に無理があるからと、一言でいわれても素直に納得できない。湿布薬とベルトは手放せない。

最近、若年層のアルツハイマー病の方も多い、病気は自分で好んでなるものでもないし、病気を憎めない。しかし、この人達はあと何年このような生活が続くのだろう、社会復帰や社会貢献はもう元気バリバリで働くことはほぼ不可能、食って寝て、食って寝ての繰り返し。介護施設で2年になるけれど、状態は同じ、体重もほぼ同じ、少しは介護する人の負担を考えてやせなさいよ。だけど、やせない。

だけど、こうなったからには原因があるはず。彼女は、「働かず、生活保護にどっぷりつかって満足満足状態なのである。こんなに楽な生活はない。と開き直ってしまった。大声を出して、叫んで迷惑をかけてもわたしは悪くないと、かたくなに主張する。」

こんな人達が多くなってしまったら、人の命は尊重しなければいけない。しかし、介護において、公平とはどのようなものか?介護を経験するほどに考えさせられる。

人は、なぜこんなにも壊れてしまうのか?

 

今年の冬は寒かった。水道管は3度も凍って朝食の準備の料理人に注意された。夜勤者は朝食の為の水を工面するのは当たり前だろ?叱られて腹がたって、それから1週間後、今度は朝の5時に寝坊して正門の鍵を開け忘れて、6時になって気が付いてまた叱られた。「携帯電話位もってよ。」言いたかったけれど言えなかった。社長に報告がされ、厳重注意。そんな話はなぜかすぐに伝わり、また腹がたった。日ごろから文句ばかり、特に私とは気が合わない。けれども、私から積極的に挨拶をしてなんとなく日常会話位は話せるようになった。

 

そんな彼女は、7年勤めあげた施設を体調不良を理由にあと2日、2022年7月末に退職する。年齢は分からないけれど、私よりも年上と思う。そんなおばちゃんが退職の2日前に(私との最終日)に「三橋さん、元気でね?」でハンカチセットを渡された。思わずの行動に「どっきり」。ありがとうございました。お元気に。自然と言葉が返せた事がうれしい。と同時に自分から感謝を言えなかった事を恥じた。

 

ああどうしよう?花屋はあいていないし、コンビニのお菓子の詰め合わは・・・・。とりあえず、夜勤があけて近くのコンビニに飛び込んで「水ようかん298円特価248円」を買った、コンビニだから袋なしそのまんま。施設にもどって、「ありがとう」を重ねた、私はこう考えた、ハンカチより高いものでは失礼だし、気持ちだけだけだから、まあいいかで受け取ってもらえたら。

 

「いらないわよ。」彼女のあまりの素っ気なさにまた一瞬、怒られ注意され、嫌いになったあの日がよみがえる。私は冷静になって言葉を選んでいた。「もしかして、糖尿病の重症で医者から甘い物はダメ」と言われているのか?そして、彼女の言葉で救われた。「気持ちだけ、いただくわ、ありがとう。水ようかんは施設の方に差し上げて。でも、貴方の勝手で敵をつからないことよ。」

 

彼女は、私を心配してくれていた。こんなことがあった。お見舞いで果物をもらったことがあった。半分くらいの人が部屋に入って寝静まった。分けるのに丁度いい人数になった、私は高い白桃というおおきな桃を切ってテーブルに配り食べ終わった。その時に偶然トイレに起きた方が私にもちょうだいと言われたがあとの祭り、なにもない。「すみません」と誤った。それで、終わったと思ったら、2日後責任者に呼ばれた。勝手に果物をあげてはいけません。○○さんには、あげなかったのは何故?正直に話したが、すぐに皆に知られた。「よし。」と思ってやったことだが、トラブルに。

 

彼女は、食事のあまりにも遅い人には、「しっかり、食べてくだい」とかはっきりもの言うひと。で私は、もっと時間をかかけてゆっくり食べさせたらと心でいつも思っていた。あれこれあれこれ個人の事情に併せていては、いつまでも片づかない。ごもっとも。食べ残しや鍋の残りは衛生上良くないので2時間立ったものはすべて廃棄処分。もったいない。でも、徹底的に衛生面にこだわり仕事にプライドをもって7年間、無事故でやってきた。

 

先日、私の友人にI理事長が書いた大麻草の話をしました。その友人は今日本大麻の勉強をしています。CBDオイルの普及にも尽力して、タイのミャンマーにも何度も足を運んでいます。タイでは、大麻は今様変わりをしていて、麻薬組織から 抜けだし医療行為の最前線として研究され、実際の実証実験では、認知症の予防効果、癌の終末期のケアとして使われているのです。

 

お金があれば、日本で大麻の栽培をしたい。タイ政府は、医療大麻の日本での栽培をその友人に許可を与えているそうです。これは、タイ国王の使えている日本女性からの報告です。

薬という字は、草かんむり、その草を代表するものが大麻だと教えていただきました。1億くらいの資金があれば、タイ政府と契約して大麻研究と活用を計画したいとおっしゃっていました。大麻は全てが生活に役立つのです。特に東南アジアの高温多湿なところでくらす人にとっては、なくてならないものだそうです。

 

この話をした次の日に、本やら何やらいろいろ勉強させられました。結局、私は投資資金もCBDオイルの販売も断りましたが、いろいろ教えていただき本も何冊か預かりました。専門書や学術書は理解できませんが、日本人の大麻教科書はおすすめです。希望であれば、購入して差し上げますのでご連絡下さい。

 

これも、またまたGHQの日本漢方処方と伝統文化の崩壊を目指して、関係書籍の焼却処分と人材を決定的に調査して処罰の対象にしたのです。小麦文化と油文化を政府関係者や大手食品会社を巻き込んで全国にキッチンカーを走らせ、米を食うとバカになると徹底的に洗脳されていったように、大麻も麻薬だから栽培禁止さらに罰則まで決めて徹底的に悪者扱いにされてしまったのです。

 

今、日本では医療大麻は厚生労働書に届け出れば誰でも栽培可能だし、JTや津村等は買い手として名乗りを上げています。しかし、タイ政府は大手には栽培権利は譲れないと棚上げ状態に、その結果質の悪い大麻草を高額で輸入しています。質のよいものは、すべてマフィアが押さえ込んで日本での輸入密輸は過去最高といわれ、今や芸能界から一般女性まで巻き込んで陰では普及して相当の額が暴力団関係者に渡っているのは事実です。

 

雪が降ると、人間性がもろに出て面白い。

私は午前5時間頃から施設の前の公園にまず50センチくらいの道を約80メートル作った。
そして、おわって施設前の駐車場の約30メートル四方の雪をかたづけた。
あせびっしょ、つかれた。
 
でも、5時半前にすでに雪かきをしていた人がいた、自分の玄関先から通りまで約30メートル。
他人の家の前も自宅と全く同じように清掃していた。
 
施設でも社長や高齢のスタッフの方が出勤が早い。雪の情報は昨日から流れているのだから朝早くくるかどうかは
自分次第。勿論、早朝残業や代休時間を要求するものでもない。
 
後から遅れて来た人は、いいわけから始まる、車が動かない。バスが?電車が。
確かにそうだけれど、全く同じ条件で早く来ている人もいるのだから????
 
雪を寄せるにしても、自分の家の側に集めるのが、常識あろうが?帰り道にはわざと反対側の家に沿ってかき集めている。
普段,仲が悪いのかな?
 
遅れてきた男性は。スコップないからとすぐ部屋にもどった。おまけに、私は隣近所で終わったスコップを借りてきた。
普段の行いがいいものだから?みんなすんなり貸してくれる、ありがたいもの。
 
帰りのバスにのったら、男性が騒いでいる、がたがたうるさい、壊れてんじゃねえの?バスの運転手さんが
尽かさず、アナウンス。路面凍結スリップ防止の為,タイヤにチェーンを巻いておりますのでご了承下さい。
 
雪になれない都会人は、ちょっとの雪でも大騒ぎ。雪国には暮せない。
 
ほんのすこしでも他人の土地の雪かきができれば、日本人の思いやり優しさは大切にしなくちゃ。
 
腰が痛い、だけど雪かきをした充実感はある。ほんとうだからね。
 

施設のお泊りは9人、単純計算すると1人1日3枚で27枚、ディサービスの24人が1日1枚換算で24枚。実に毎日50枚以上の紙編オムツが捨てられている。

最大吸収量は1400CCの夜勤のパットもあるけれど使い人によっては、少々の尿漏れでも買えるように申告されれば変えざるを得ない。この吸水パットは

まだまだ大丈夫と言っても、きかない。今時に、赤ちゃんやお年寄りでも布を使うことは不潔であると決まったようなもの?

食べ物でも、もったいないという運動があるけれど。施設から毎日でるごみの量は50キロを超える。食品でも、パックばかりで食べ終わった後はすべてゴミ。

私の良い所が、欠点ともなり今日は夜勤帰りですっきりしない1日をすごしている。

4日前から、施設に入所している70歳代のご婦人は、30代でご主人に先立たれて以後、魚市場で男と魚と煙に囲まれて3人の娘さんを育て上げ、68歳まで現役で働き3人の娘は嫁に出した。今日、その人と始めて出会い、長々とその人の話に耳を傾けた。話がつきなくて消灯時間の21時をすぎても、話はつきなくてとうとう24時近くまで。昔、長女はほんとに下の子の面倒をみてくれて、感謝している。こどもの成長が生きがいでこれまで頑張ってこられた。テレビドラマのようなその話に時に涙ぐんだ。そろそろ、床に入りましょう。その時にタバコの話がでた。私は、タバコは嫌いだから吸わないし、タバコをすう女性は苦手でもっといえば、タバコをふかす女はみんな不良であり、視界からさえ消えてほしいとも思うくらいだ。

「三橋さん、3日タバコを取り上げられて、私は苦しい。家では、禁煙の張り札がべたべた貼ってあって、あの長女さえも親を避けて、孫も顔を見せないでいる。施設に入れられて皆から、孫のような若い子からも、タバコは体に悪いから吸うなと寄る人寄る人にお説教されてばかり。冗談じゃない。タバコの害なんて聞かなくてもわかってる。肺も真っ黒、それもわかっている。自慢じゃないが、私はタバコがあって子供を立派に教育史、子供3人を育ててきたんだ。男の誘惑にも、ヘビースモーカーのせいで結局は助けられた。父はいつもきざみタバコをおいしそうに吸って88歳で自室で静かに息を引き取った。母も笑って父を愛して亡くなった。話は国の政策論にまで及んだ、税金をしこたま払った。売っているから買ったまでで何か法律違反したとか、悪いことをしたのですか?私が、他の人より話を聞いたものだから、そしてタバコを強く否定しないものだから、すっかり彼女は心を許して、昔はヘロポンもやったと打ち明けてくれた、多分、他の人には言ってないと思う。もう、すっかり彼女はすっかり私だけは判ってくれていると勘違いをし始めた。タバコを吸わせてちょうだい?」わたしもうなずきながら話を聞いていて、あやうく、みんなに内緒だよ、1本だけだよ、外で吸ってねと言いそうになった。

思えば、半年以上以前にも、タバコを1本くらいならばいいと思って吸わせた前科がある。4カ月前に亡くなった。その後にケアマネから呼ばれた。他の夜勤者は規則をきちんと守っているのに、貴方は守っていない。火事になったら、どう責任を取るのか?その人に寄り添っておかしももらっている。ここは、いろいろな人がいる。差別は禁物。守らなければ辞めて貰います。その噂はたちまち施設をかけめぐり理事長の耳まで入っていた。

ダメだ、ダメだ、私は急にその事を思い出してとっさに昔お祭りで買ったハッカパイプを思い出して、ハッカ飴でごまかそうとわたした。あんたも、うらぎり者だ。急に怒って無口になって、今日の朝食は手に付けないし、顔をそむけて明らかに私に対して精一杯の反抗をしている。

タバコが体が悪いというのは誰よりも理解した上で、それでも吸いたい。吸わないストレスで体の調子がすこぶる悪いし、イライラする。家に返して、私何か悪い事をしたのですか?もう、彼女は帰る家もない。実は、認知症で家を処分してここにきた。子供たちが厄介払いで、介護保険があるのだから、みとり介護ですべて施設にお預けしているので電話もあまりしないでほしい。

多分、彼女はここが終の住処になる。食事がおいしくない。果物がでない。朝はトーストとコーヒーよ。すべて、ダメ、ダメです。男性のお風呂介助はご遠慮いただきたいわ。できるかぎり勤めますが、こちらも人手不足ですから。これから、夜勤の度にこの話の繰り返しになるのはか確実である。

話は、変わるが昨年からのコロナワクチンの接種は介護従事者には、特にやるように政府や厚労省で推奨している。私は、自分の判断ですべて断っているし、同僚にもいろいろ資料や話をして打つことを辞めさせている。しかし、家内も子供も私の意見には、反対でそういうパパの性格がいつも家族を巻き込んでいると言われている。

し・か・し・私は、自分を捨ててまで仕事をしようと思わないし、いつでも辞める覚悟はできている。

その人は、千葉では知れたおかまであるそうな。年をとれば誰でも肌はあれ、惚けにもなる。まだ60代だと思うけれど個人情報でわからない。私の見立てでは、お金もち。今も女性の下着をつけてしっかりお化粧をすませてやってくる。週に2回のサービスだからほとんど会わないけれど、話の種はつきないくらい豊富に耳に入ってくる。下着はいつもシルク、長めのスカートにピンク色のカーディガン。施設では、みんなヒマだから面白い話に飢えている。内緒よと言いながら、台風なみにいつもまにか尾ひれがついてくる。だまされた。入院した。人の不幸は密の味がすると言うが、老人施設の生きがいってそんなものなのかも知れない。

見てしまった。この人は認知症がますますひどくなっているというのにお化粧や服装はいたって普通。トイレ依存症で1時間に何回も何回もトイレに行く、行って入るとなかなか出てこない。中でなにかもごもごいっている。それなのに、ああそれなにに紙パンツで1日に3回もおもらしでパットはびっしょり。食事をしたばかりだというのに、食べていない。言い聞かせるとドンドンエスカレートしてきて責任者はどなかかしら、呼んでいただけませんか?とすぐに言う。まるで、こちらがいじめられているような感じで、対応の仕方がわからなくなってくるそうな?学校でもおかまの介護は教えない。後は、現場まかせ。

ついにその時がやってきてしまった。今日は、急に朝勤の人がお休みだから30分お願い。引き受けましたとは言ってないけれど、私しかいない。ドキドキ。車椅子での介護が。私も開き直って、こんにちわと笑顔を繕って近づいた。さっそく出た。責任者は、どなかかしら、呼んでいただけませんか?すみません。この時間は私しかおりませんので少々お待ちいただけませんか?彼女いや男性は私を無視、でも、そのうちに我慢が出来なくなって、あんたトイレに連れてってと・・覚悟は、決めたし正直どんな下着なのか○○心もあってトイレに。マヒはないと聞いていたので、トイレを出ようとしたら、また叱られた。介護の人でしょ。パンツを下ろし便座に座らせて、いやに丁寧な言葉にまたドキドキ。下着をその部分を見ずに下ろすことはとっても難しい。見ちゃだめよ。それからいつも聞いていたように5分立ち、10分たち、やがて15分。やっと終わった。やれやれ。。。。その5分後、すみません。トイレがしたいの?責任社はどなたかしら、呼んでいただけません?

おもわず、このやろうと一発張り倒してやりたい気持ちが走った。私は、介護に向いていない。終わってどっと疲れが出た。夜勤プラス残業30分、シャワーを浴びて目が覚めたらもう午後の3時を回っていた。人は、どうしてあんなに壊れてしまうのだろう?

介護とは何だろう?私も、患者さんに近づきすぎて、施設長や看護婦長からたびたび

指導がはいり、決していいヘルパーとはなっていない。今回のコロナに対してもただ1人頑なにワクチン接種を拒んで打っていない。個人情報なのになのにみんな知っているし、私にだって言い分はある。強制ではないでしょ。介護施設だからといって私は自分の体調管理はしっかりしているし、問題はないでしょ?先日は、患者さんのお兄さんが亡くなり、身内は妹の私だけ、残された土地の相続ができるだろうからやってほしいと相談された。出来る事ならやってあげたいと会社に相談したがもちろんダメ。板挟みになって、悩んだがやらないという結論を出すまで、これでいいのかと悩んだ。

 

 

もう時効だけど、戦友に死ぬ前に1度会いたいと新潟まで訪ね、本人はいたけれど認知症で顔だけ、相手の家族からも非難されたが本人は話ができなかったけれど、直接上官である先輩にお礼が言えたことで、死ぬ決意が出来たと喜んでいただいた。

お亡くなる前日、病室で電気カミソリでひげをするように言われた。父を思い出した。終わって「ありがとう。さっぱりしたと笑顔でほほえんでくれた。それが、最期たっだ。火葬は、直葬でお通夜やお葬式は市と施設長が関わったので守秘義務でわからない。享年94才。

 

 

法や規則はまもらなければいけない。だけど今日、犬養道子さんのお話を伺ったときにそれよりも大切なことがあるような気がした。私は、いつ辞めても構わない。じぶんでしかできないことを少しでも残したい。介護という世界にマニュアル人間ばかりになったら怖い。私からみれば、立派に大学を卒業し、介護福祉士や看護師になっても、心のかよわない人たちの世界に支配されることが怖い。

 

 

モンロビア行きの列車

 

戦後間もない頃、日本人の女子留学生が一人、アメリカのニューヨークに留学した。
戦争直後の、日本が負けたばかりの頃なので、人種差別やいじめにもあった。そして、とうとう栄養失調になってしまい、体にも異変を感じ、病院に行ったところ、

重傷の肺結核だと言われた。戦後まもないころ、肺結核は死の病と言われた。

思い余って医者に、どうしたらいいか聞いたところ、「モンロビアに行きなさい。そこには素晴らしい設備を持ったサナトリウム(療養所)があるから」

と言われた。飛行機がまだ発達していない時代、ロサンゼルス近郊のモンロビアは、

ニューヨークから特急列車で5日間もかかる距離だった。当時、汽車賃さえない彼女は、死ぬよりはましだと、恥ずかしい思いをして、知人や留学生仲間に頼み込み、カンパしてもらって、列車のお金を集めた。しかし、食料までは手が回らず、3日分を集めるのがやっとだった。治療費は、日本にいる両親が、家や田畑を売り払ってもなんとかするから、という言葉を証明書代わりに、列車に乗った。列車では、発熱と嘔吐が続き、満足に食事もできなかったが、それでも、とうとう3日目には、食料がつきてしまった。そして、なけなしの最後に残ったお金を出し、車掌にジュースを頼んだ。
ジュースを持ってきた車掌は、彼女の顔をのぞきこみ、「あなたは重病ですね」と言った。彼女は、「結核となってしまい、モンロビアまで行く途中ですが、

そこまで行けば、もしかしたら助かるかもしれない」、ということを正直に話をした。
車掌は、「ジュースを飲んで元気になりなさい。きっと助かる」とやさしい言葉をかけてくれた。翌日の朝、車掌が、「これは私からのプレゼントだ。飲んで食べて、早く元気になりなさい」と言って、ジュースとサンドイッチを持ってきてくれた。4日目の夕方、突然車内に放送が流れた。「乗客の皆さま、この列車には日本人の女子留学生が乗っています。彼女は重病です。ワシントンの鉄道省に電報を打ち、会議してもらった結果、

この列車をモンロビアで臨時停車させなさいという指令がきました。朝一番に止まるのは、終着駅のロサンゼルスではありません。

 

 

これは、現在で言えば新幹線を臨時停車させるくらい大変なことだ。次の日の夜明け前に、モンロビアに臨時停車し、他の乗客に気づかれないように静かに駅に降りたところ、そこには車椅子を持った看護婦さん達が数人待機していてくれた。車椅子に乗せてもらい行こうとしたら、なぜか列車がざわざわしているので、振り返ってみてびっくりした。一等、二等はもとより、全ての列車の窓と言う窓が開き、アメリカ人の乗客が身を乗り出して口々に何か言っていた。

 

最初は、日本人である自分に何か嫌なことを言っているのかと思ったが、そうではなかった。名刺や、住所や電話番号を書いた紙切れなどに、ドル紙幣をはさんだものが、まるで紙吹雪のように、投げられた。「死んではいけない。きっと助かるから、安心しなさい」、「人の声が聞きたくなったら、私のところに電話をかけてきなさい」、「手紙を書きなさい。寂しかったら、いつでもいいよ」と口々に声をかけてくれていたのだ。彼女は、4.5メートル先に停(と)まっているはずの列車が涙で見えなかったという。結局、3年間入院したが、その間、毎週毎週、見知らぬアメリカ人が見舞いに来てくれたが、これも列車の乗客だった。そして、3年間の膨大な手術費と治療費を払って出ようとしたら、乗客の中の一人のお金持ちがすべて匿名でお金を払った後だった、という。

 

       人を思いやる気持ちと、人に利益を   

   もたらすことが、すべての根本。   ♡

♡   ありがとう。感謝

♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡

 

今年の冬は寒かった。水道管は3度も凍って朝食の準備の料理人に注意された。夜勤者は朝食の為の水を工面するのは当たり前だろ?叱られて腹がたって、それから1週間後、今度は朝の5時に寝坊して正門の鍵を開け忘れて、6時になって気が付いてまた叱られた。「携帯電話位もってよ。」言いたかったけれど言えなかった。社長に報告がされ、厳重注意。そんな話はなぜかすぐに伝わり、また腹がたった。日ごろから文句ばかり、特に私とは気が合わない。けれども、私から積極的に挨拶をしてなんとなく日常会話位は話せるようになった。

 

そんな彼女は、7年勤めあげた施設を体調不良を理由にあと2日、2022年7月末に退職する。年齢は分からないけれど、私よりも年上と思う。そんなおばちゃんが退職の2日前に(私との最終日)に「三橋さん、元気でね?」でハンカチセットを渡された。思わずの行動に「どっきり」。ありがとうございました。お元気に。自然と言葉が返せた事がうれしい。と同時に自分から感謝を言えなかった事を恥じた。

 

ああどうしよう?花屋はあいていないし、コンビニのお菓子の詰め合わは・・・・。とりあえず、夜勤があけて近くのコンビニに飛び込んで「水ようかん298円特価248円」を買った、コンビニだから袋なしそのまんま。施設にもどって、「ありがとう」を重ねた、私はこう考えた、ハンカチより高いものでは失礼だし、気持ちだけだけだから、まあいいかで受け取ってもらえたら。

 

「いらないわよ。」彼女のあまりの素っ気なさにまた一瞬、怒られ注意され、嫌いになったあの日がよみがえる。私は冷静になって言葉を選んでいた。「もしかして、糖尿病の重症で医者から甘い物はダメ」と言われているのか?そして、彼女の言葉で救われた。「気持ちだけ、いただくわ、ありがとう。水ようかんは施設の方に差し上げて。でも、貴方の勝手で敵をつからないことよ。」

 

彼女は、私を心配してくれていた。こんなことがあった。お見舞いで果物をもらったことがあった。半分くらいの人が部屋に入って寝静まった。分けるのに丁度いい人数になった、私は高い白桃というおおきな桃を切ってテーブルに配り食べ終わった。その時に偶然トイレに起きた方が私にもちょうだいと言われたがあとの祭り、なにもない。「すみません」と誤った。それで、終わったと思ったら、2日後責任者に呼ばれた。勝手に果物をあげてはいけません。○○さんには、あげなかったのは何故?正直に話したが、すぐに皆に知られた。「よし。」と思ってやったことだが、トラブルに。

 

 

 

 
 

 

 

 

 

 

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