介護雑感34

認知症と食習慣
 
今日、夕食後にみかんを出した。志賀さんもニコニコ顔、一緒においた果物フォークをおとしてしまった。私が、拾って、綺麗に洗浄して、お渡ししたら、手でふりはらってまたまた落としてしまった。どうやら、そのフォークが気に食わぬらしい?あたらしいフォークをお持ちしたら、大剣幕。こんなもの、食べさせられたら、大変と血相を変えてひとあばれ。私は、フォークでみかんを食べさせてる仕草をしたら、やっと気づいて、こんどは夢中で、食べ始めた。外見は紳士でスーツ姿なら、政治家のよう。ついていくのが、やっと、どうして。私が担当して8カ月、今でも次の行動がまったく読めない。なんで?こうなるの?
 
脳と腸はおたがいに影響を及ぼし会う「脳腸相関」の関係があることが、近年の研究で分かってきています。人は、食べ物でできているのですから、悪い食べ物を食べたなら、当然脳にとっても、悪い影響があることは、考えれます。
 
メドボと同様、ファストフードをはじめとする飽和脂肪酸の摂取過多が、認知症の発症リスクを高めると考えられています。 加工食品に含まれる亜硝酸塩や、食品の消毒に使用されるニクロサミドなどの食品添加物の摂取が、 アルツハイマー型認知症や糖尿病、脂肪肝の発症原因になるという疫学研究の結果が発表されました。
 
 
佐治氏は「今回の研究は症例数が少ない横断研究でありであるため、因果関係を証明するものではない」としながらも、「バクテロイデスの少なさとその他の細菌の多さは、認知症との関連性が高いことが示された」と述べている。
 
 「腸内細菌の詳細な解析が認知症の治療法や予防法の開発のための新たな切り口になるかもしれない。食生活や栄養環境を見直すことで、認知症のリスクを減らせる可能性がある」と話している。
 
 同センターは、東北大学などと共同で、食事習慣・栄養の視点から、腸内環境との関連についてさらに調査を進める予定だ。
 
 
<米コロンビア大学の研究チームは、移植された腸にドナーの造血幹細胞が存在することを突き止めた>
 
赤血球や白血球、血小板といった血球は、従来、骨の中心部の骨髄にある造血幹細胞からつくり出されていると考えられてきた。しかし、このほど、米コロンビア大学の研究チームは、腸移植を受けた患者の血液にドナーの血球が含まれていることに気づき、移植された腸にドナーの造血幹細胞が存在することを突き止めた。

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