世界は平等か?

世界は一緒、世界は仲良し。ユニバーサルデザイン。グローバルスタンダード。食糧も世界中の人が平等に供給できるように、地球で取れた作物は地球みんなの作物。だから、遺伝子組み換えだろうが、ゲノム食品だろうが、そんなの関係ねえ、表示したって、かえimgrc0135539836って消費者を混乱させるだけ不安を与えるだけで、メリットなどなにもないし、消費者が遺伝子組み換えを調べられるわけでもなく、将来人間の体に起こるべき体への悪い影響についてもわからない、なら遺伝子組み換えではありませんと表示しよう。こうして、消費者はどこの遺伝子が組み替えられ、どこで作られ、どういう農薬が使われたのか全く分からなくなってしまった。大豆は大豆、トウモロコシはトウモロコシに変わりないのだから。

野生動物は、弱肉強食だが、食料もおなじこと、.力の弱い国が強い国に支配されようとしている。
アメリカは、車も食料も輸出は輸出。自国の車が日本国内で売れないのは関税が高いからだ。国内が閉鎖市場だ。いろいろ難癖をつけてくる。車の関税が高いのなら、大豆の輸入は減らし中国に売りますよ。いいですか?アメリカのお米は安いですよ。オレンジはおいしいですよ。黒いサクランボはめずらしいですよ。悪魔のささやきによって、日本は農産物の市場開放を余儀なくされてきてしまった。昔は、お正月と言えばこたつで箱ごと買ったミカンで過ごしたが、今は、瀬戸内の冬の風物詩ミカン船は消えた。スーパーには、黒いサクランボが並び、日本の佐藤錦は贈答用として高値の花になってしまった。米は減反政策で、日本の優秀な灌漑技術が伝承されていない。何よりも、日本の第三次産業の生産者が高年齢化してしまった。

サンマは台湾がとるようになって漁獲量が激減、大間のマグロは中国に、イチゴ等の新種改良された苗は韓国、中国に盗まれてその実態はわからない?日本のすばらしい財産が奪い取られ、代わりに農薬や抗生物質を餌にまぜている安心安全が一番懸念される中国、遺伝子を組み換えているアメリカ大豆が当たり前になってしまった。

知らぬが仏、安ければオッケイオッケイ。もう生鮮産品の野菜もどんどんじゃんじゃん知らぬ間に海外から大量輸入されている。果物だって野菜だって知らないあいだに外国産ばかり、中国産と表示がなくっても、日本産のネギやにんにくと比べれば値段の差は3倍以上。少しでも、食に興味があれば誰でもが国産と中国産は比べられる。次にどっちを購入するか?一般庶民は安い方を選ぶのです。中国産野菜が農薬汚染が広がっていると言っても、メーカーはある程度は調査して入っているので安全に違いない。実際にそのものの、データを目にすることはまずありえないから。牛肉だって同じこと。一番怖いのは、一般の人たちがこのような状況が未来永劫続くはずだから、日本の食糧自給率なんて全く気にしない。

主食がこれほど短期間に変えられた国はない。米の消費量は年々少なくなって、いよいよ本物のジャパン(パン小麦の国)になりつつある、国民医療費はとてつもなく大きな金額で防衛予算も脅かすほどになってしまった。生活習慣病の急増、大腸がん、乳がんの急増、これらはまさしく食害の結果である。マグガバン報告で明らかになった事実さえ日本は無視してしまった。

日本の食糧のキャッシングボードはもう海のはるかむこうに持ち去られてしまった。自国で食糧を賄えない国は独立国家とはいえない。(ドゴール)敗戦国は、戦勝国の役に立つことは当然だ。(トルーマン)もしも、自国の食糧が干ばつや冷害、自然災害、戦争いろいろな要因が重なって、少しでも不足すればどこの国でも自国の食糧をまず確保して余りがなければ、輸出はしない。

厚生労働省は、表向き食糧自給率の目標を掲げ、自給率向上に力をいれているが、驚くことに運動する程に、自給率は上がるばかりか、目標設定を遅らせたり。反って下がっているのが現状である。食戦に勝つものが世界を制す。

いまこそ、国民の一人一人が真剣に考えなければ日本人は確実にいなくなる?農水省は日本の農業を守れなくなって通産省に吸収されるのではないか?日本の食料は、自給ではなく、貿易で賄う道を選ぼうとしている。9月中国は爆食でアメリカ大豆を3400億買い付けた。アメリカイズナンバーワン。大国は、高く買っていただけるお客様なら大歓迎、貿易の食戦争に敗れてしまえば日本の食糧は確保できない。文字通り、牛丼などの外食産業は海外産100%の外食「害ショック」産業にされてしまった。(狂牛病の際は、輸入牛肉はなんとか在庫をやりくり。長期化すれば、倒産)安ければいい。おいしければ、なおいい。これを機会に、日本を徹底的に叩きのめして、莫大な利益を挙げようともくろんでいる、アメリカのとって、日本に悪い農産物を売ることにかけては、まるで赤子の手をひねるように、(戦後の小麦戦略、オレンジ、サクランボの自由化、日米FTA)日本人を騙し続けている。一般の消費者は、猿(トルーマン)にされ、政治に全く関心がない。モンサントはバイエルに買収された。悪の中枢が完成した。モンサントが病気を作り出し、バイエルの薬で治すと言って、とんでもない高い値段で抗がん剤を売り、日本人はもがき苦しんで二重苦でいなくなる。遺伝子組み換えもゲノム食品も表示義務なし、野菜は一山の笊で売られれば、どこで、だれが、どのような栽培で作られたのはわからない。まるで、真綿で首を絞めつけるように、わからぬように静かに偲びこんでいる?