旬の野菜

野菜は生鮮品だから、国内産でまだまだ十分。いいえ、玉ねぎ、にんじん、ゴボウ、ブロッコリーいろんな野菜がどかんどかんと輸入されています。国内で水耕栽培、ハウス栽培その他ゲノム野菜迄出回って表示は書いてあるものもありますが、大概の人は値段重視なので、安全性や輸入国までは気にしていないとおもいます。トマトやキュウリは本来夏野菜の代表ですが、今やコンビニサンドイッチには必ず入っています。

人参は国内産でも30年前の20パーセントまで栄養価は落ち込み、特に中国からのネギは残留農薬が検出されたなどの安全性も不安視あれています。土の栄養が、除草剤で傷みつけられ、弱ってもいます。野菜が根からくみ上げるミネラルが不足しているのです。曲がったキュウリは売れない、緑のドロッとしたトマトはすっぱくて好まれない、リコピンをおおくして健康トマト?

野菜は本来、旬があり、やはり栄養価も美味しさも兼ね備えています。旬の野菜には、自然治癒力を高める働きがあります。例えば、真夏の暑い最中、トマトやキュウリは体を冷やし、真冬の冬瓜やカボチャは体を温める作用があります。代表的な旬の野菜を選んで美味しく食べることも健康を保つコツなのです。

1月 ねぎ、蕪、ごぼう、蓮根、ほうれん草、白菜、カリフラワー
2月 ふきのとう、にんじん。じゃが芋、エリンギ、たまねぎ
3月 菜の花、春菊、春キャベツ、さやえんどう、ふき
4月 そら豆、インゲン、タケノコ、小松菜、レタス、おかひじき、クレソン
5月 枝豆、アスパラ、うど、セロリ、大根、にら、かぼちゃ、みつば
6月 とまと、キュウリ、ささげ、ピーマン、みょうが、おくら、シソ、
7月 しし唐、大葉。にがうり、モロヘイヤ、にんにく、ズッキーニ
8月 青梗菜、トウモロコシ、レタス。、みょうが
9月 マイタケ、辛子、なす
10月 しめじ、里いも、山芋、サラダ菜、しょうが、しいたけ、サツマイモ
11月 ヤマトイモ、ゆり根、ルッコラ
12月 冬瓜、カボチャ、白菜

ご覧いただいた通リ、本来夏野菜と冬野菜では色も食感もまるっきりちがう野菜がたくさんあります。お買い物に行く際に、今日からは、旬の野菜や輸入先などいろいろ学ぶことも健康の第一歩です。

お節料理の言い伝え

蓮根  遠くを見据えるる力を養う      ごまめ      五穀豊穣
豆   まめに働く             きんとん  金財産
数の子 子だくさん、子孫繁栄        紅白なます、かまぼこ 平和、平安祈願
昆布  よろこぶ、             エビ    腰が曲がらないように、長寿、元気
だて巻 文化発展          栄養豊かに、家族健康

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