千日回峰行の食事

食事は、ゆでたじゃがいも数個とうどん等の麺類を1日2回。これだけで、十分健康で肌もつやつや。OSK200803280060
すんごい人がいるものである。その人の名は比叡山飯室不動堂大阿闍梨酒井雄哉大阿闍梨。
一度でも困難極める比叡山千日回峰行を2度までも成功された生き仏として崇められている。1987年に2度めの満行を成し遂げた、長い比叡山」の歴史のなかでも記録上3人しかいない。しかも、異例の40歳で出家して60歳で2回目を終えた。千日回峰行は真夜中の2時ごろのおきて山中や京都市内を7年がかりで千日間、計4満キロを飛びあるく荒行である。雨の日も風の日も休むことを許さない。そればかりか、行者は途中で歩けなくなったら自害しる決まりで、そのために白装束に身を包み、短刀と紐を常時携帯し頭にはまだ名は開かないは蓮の華をいろどったヒノキの笠をかぶり、わら草履といういで立ちである。
700日の回峰が終了した暁には、その日から堂入りが行われる。足かけ9日断食断水断眠でお経を唱え続けるのである。死のほんのちょっと手前で仏の加護を受けて静観する。10日間では文字通リ生きて帰ることは不可能だといわれ、まさしく9日という期間は生と死が共存する時間と言われている。80を超え平成18年権大僧正として日本人の平和と健康をひたすらに願い今日もお経を唱え続けている。

近年、小学生でも糖尿病や高血圧ぎみの人が増え、肥満や運動不足による健康障害もおおくなってきている。これからは長生きできない時代になった。いやももしかしたら、死ねない時代になるかもしれない。しかし、それは薬づけ寝たきりであり、しかもお金がある人に限られる。あらゆる動物の中で料理して食べるのは人間だけ。人参も魚も新鮮取り立てであれば、生が一番おいしい。命あるものは命あるものの糧となり、内臓は内臓を丈夫にするとも信じられている。yjimage (9)
子供達が大好きなナゲットは、混合肥料をゲージに閉じこめた鶏に食べさせ、3週間とい短期間でブロイラーをミンチ状に裁断して、つなぎに添加物を混ぜ合わせ型に押し込んで美味しく加工される。小判上のものを瞬間高速冷凍。世界中ナゲットは同じ大きさ、店内では高温であげることにより、食中毒は絶対に起こさない。料理人のプロはいらない。

誰もが酒井雄哉にようにはなれないけれど、そのような食事だけで立派に生きることができるということは教訓として学んでほしい。パンダは笹の葉、コアラはユーカリ、イチロー選手はは朝カレーだけで生きている。新鮮な青汁だけで健康なひと(森美智代)さんもいる。みんな食べ過ぎて病んでいる

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