酒の害

お酒を飲みぎたなら、誰でも大声を出したり、物を投げつけたり、千鳥足になったり、正常な状態でないことは子供でも分かっている。ましては、車の運転は走る凶器以外のなにものでもない。少しだから大丈夫、時間がたったから大丈夫、運転に自信があるから大丈夫。そんな過信が、自分の生涯を棒にするだけではなく、加害者も加害者の家族も会社も、ましてや自分の家族も一瞬の判断ミスで取り返しのつかない事態に陥らせる。jiko-kaedama_119522975_XS地方議員でさえ、タクシーがないからついつい・・良識なる大人のやる事とは到底思えない。青信号だった。急に飛び出してきたので避けられなかった。しかし、運転する者には、前方安全確認をして初めて車を勧めることができるという義務がある。ましては、ひき逃げなんてとんでもないこと。悪質なやつは、飲酒運転を逃れるために酔いが完全に冷めてから、何かにぶつかったような気がしたといって、警察に出頭する。

平成21年道路交通法が悪質な飲酒運転者に対し、過去最も一発取消しが採用された、法の規制によって、罰則強化されることは、決して褒められたものではない。なぜ、いままで甘すぎた。

先日、果てしなく飲酒運転(数時間前に飲酒は確認』による死亡事故を起こしたのにも関わらず、裁判では自分は青信号を確認して、運転したのも関わらず加害者が突然飛び出してきて避けきれなかった。ひき逃げをしておきながら、青信号の確認はしっかり覚えていることは、通常なら考えなれないが、死人に口なし、全く理解できぬまま裁判は行われた。いかなる、判決がくだろうと、死亡者が出たことは事実は決して消えることはない。このような、事故が毎日のように繰り返されている。飲酒運転は現行犯逮捕でない限り、検察も立証することが容易ではない。(最近は、ドライブレコーダーの解析により、信号は確認できても、後方からの煽り運転や、ドアをあけての暴力行為はカメラの死角である)

ごくごく、当たり前のことであるが、一滴でも酒を飲んだら熟睡して全く正常な判断ができるまで、絶対に運転しない、運転させないという強い気持ちをみんなが再確認しなければ、このような不幸はなくならない。

ある大臣は、昏迷状態の記者会見におよび世界中から失笑されたことは記憶に残る。なぜ、あのような事態になってしまうのか?通常であれば考えられない。飲酒による、家庭内暴力、子供への虐待など毎日のように新聞に載るとは情けない。

お酒はなにも悪くない、人間が悪いだけ。結婚式や優勝の酒席ほど楽しいものはない。ご夫婦水入らずの晩酌は至福の時でもある。どんなに美味しいお酒でも、飲みすぎは体によくない。