精子があぶない

精子の力が足りない

40年精子が半減、日本はそれより深刻。なぜ、生活習慣が精子を悪くする。

数の減少・運動率の低下・傷ついた精子・  

1500万個。運動率40%、が受精の標準値。 WHO妊娠基準

男性の31歳は遅い精子はすでに80%

ネット・テレビでダラダラ。座ってる。 熱ダメージ、 現代人は運動不足  脂肪食事  ダメ

明るい状態で寝てる。睡眠不足。夜勤はきつい。 

活性酸素の増加 テストステロンの減少

 

https://www.bing.com/videos/search?q=%e7%b2%be%e5%ad%90%e3%82%af%e3%83%a9%e3%82%a4%e3%82%b7%e3%82%b9+nhk&&view=detail&mid=0C1CD7B34F15226466210C1CD7B34F1522646621&&FORM=VRDGAR&ru=%2Fvideos%2Fsearch%3Fq%3D%25e7%25b2%25be%25e5%25ad%2590%25e3%2582%25af%25e3%2583%25a9%25e3%2582%25a4%25e3%2582%25b7%25e3%2582%25b9%2Bnhk%26FORM%3DHDRSC3

あなたの精子は大丈夫?…「頭部に空胞」「尾がちぎれ」 隠れた異常が不妊の原因に

9/23(月) 7:10配信

読売新聞(ヨミドクター)

精子に隠された「不都合な真実」

 みなさん、初めまして。精子研究に長年携わってきた東京歯科大学市川総合病院(千葉県市川市)・精子研究チーム5人の共同執筆で、この連載を始めることになりました。

現在の不妊治療の主流は、精子や卵子、受精卵を体の外で扱い、人工的に受精や妊娠を促すというものです。難しい医学用語で「生殖補助医療(assisted reproductive technology=ART)」と呼ばれます。

ARTのTはテクノロジー。私たちのチームは慶応大病院産婦人科、泌尿器科の男性不妊班がルーツであり、「ヒト精子取り扱い技術」を研究してきました。聞き慣れない言葉ですが、具体的には、授精に使う精子を精液から選別し、さらに、その精子の機能や形を細かく検査することで、生まれてくる子供の健康につなげようという研究です。初回は、この連載を通して私たちが伝えたいことの全体像を、コンパクトにまとめてお話しします。

 

あなたの精子は大丈夫?…「頭部に空胞」「尾がちぎれ」 隠れた異常が不妊の原因に

 

イメージ

技術の進歩で様々な「隠れ造精機能障害」が明らかに

 まず始めにお伝えしたいのは、「不妊は、女性側の問題」とされがちですが、実は「男性側が原因で妊娠が難しいご夫婦」は、みなさんが思っているよりずっと多いことです。

不妊の原因が男性にある場合、そのほとんどは精巣内で精子をうまく造れない「造精機能障害」です。工場の製造ラインにたとえて説明しましょう。

まず一つ目のケースは、良い精子を造る正常な製造ラインが、生まれつき一部しか精巣内にない場合です。

二つ目は、生まれた後、様々な原因で製造ラインに故障が起きた場合です。原因として、おたふくかぜなどの病気や強い薬の影響などがありますが、もっとも多いのは精索静脈瘤(せいさくじょうみゃくりゅう)という血管の異常です。こうしたケースでは、故障の原因と程度により、精子の生産量が減ったり、形態や機能がおかしい不良品の割合が増えたりします。

三つ目は、精子の設計図、すなわち遺伝子に誤りがある場合です。

三つのケースとも、単に生産量が減るわけではなく、造られた精子に様々な異常が表れます。一つ目と二つ目のケースでは、正常な製造ラインがある程度残っていれば、私たちが研究してきた精子選別技術が力を発揮します。

三つ目の遺伝子の問題の場合、造られた精子に様々な異常が起き、重症になると精子をまったく造れない無精子症になります。運動機能が正常な精子を選別したのに、高い割合で共通した異常を認める場合、遺伝子の問題が背景にある可能性が疑われ、私たちにできることは限られます。

みなさんは、「技術の進歩」という言葉にプラ
スのイメージを持っていると思います。病院で検査をするのは、悪いところを見つけるためです。検査項目が増え、その精度が向上すると、今まで見えなかった異常が見えてきます。従来の基準では「良好」とされてきた精子でも、より細かく検査すると様々な異常が見つかります。それが治せない異常である場合、それまで医師から「精子は大丈夫です」と言われてきた男性が突然、「妻を妊娠させられない夫」になってしまいます。