小麦粉文化

 小学生の頃は、甘い物が欲しくて板チョコやおかしを10円もらっては毎日のように駄菓子屋さんに通って、食べた。あんずあめ、チューブチョコ、チューブ寒天 梅ジャム きなこ棒 野球キャラメル
抽選付きの甘納豆は1等にはピストルやけん玉が、また野球ガムは、選手のカードが一枚は入っているのだけど、なかなかお気に入りの選手のカードが出てこない。
 そのころ、家のおやつといえば、サツマイモのゆでたもの。これは次の日には輪切りして太鼓焼のように炭で焼いてたべた。家では畑をやっていたので枝豆やそら豆はおおきな鍋に一杯ゆでてたべた。イチゴ、スイカ。黄色いメロン、トマト。取り立て、新鮮、あの頃の味が忘れられない。

 父は国鉄マンで僕が小学校の時には、国鉄専用の購買部というのがあって、そこに風呂で使うための石炭を自転車で買いに行っていた。給料日になると、購買部で売っていた英字ビスケットや砂糖のついた動物ビスケットを毎月のように買ってくれた。そうそう魚の形をしたオレンジ色の甘いフワッとしたおせんべいもあった。

動物ビスケット

英字ビスケット