DHA&EPA

大人の健康応援ニュース

意外と知らない、記憶力※1と食事の関係!
オススメの食材と対策とは

9月9日 更新

 

 

※1 記憶力とは、一時的に物事を記憶し、思い出す力をいいます。

 

若い頃にはなかったのに、40代に入ったあたりからこんな経験、増えていませんか?

▶スマホで検索しようとしたら、なにを検索したかったのか思い出せない
▶さっきあったはずの書類を、どこに置いたのか覚えていない
▶買い物に来たのに、目的の商品を忘れてしまった

多少の「つい、うっかり」は、ある程度の年齢になれば仕方がないことなのかも。
笑い話になればいいですが、この先、何度もこんな経験を繰り返していけば、少し心配になる方もいると思います。

でも、対策をしようにも何をすればいいのかわからないし、年だからとはいえ、やっぱり気になるという方。

「記憶力※1の維持」に大切な成分があることはご存じですか?
※1 記憶力とは、一時的に物事を記憶し、思い出す力をいいます。

そこで今回はその成分と、手軽に摂取できる方法をご紹介していきます。

記憶力※1の維持に大切!青魚に多く含まれる「あの成分」とは

 

 

記憶力※1の維持に大切だとされている成分の正体は、「DHA」と「EPA」

青魚に多く含まれていて、健康にも欠かせないサラサラ成分として知られていますが、実はこの「DHA」と「EPA」には、「記憶力※1の維持にも大切な成分である」という報告もあるんです。※2
あらためて、健康のためにいい成分だということがわかります!

 

 

しかし、「DHA」と「EPA」は、必須脂肪酸と呼ばれ、体内ではほとんど作ることのできない成分なのです。

特に、加齢による記憶力※1の低下には、食生活の面から、栄養成分の摂取の影響が大きいといわれています。※3※4
そのため、意識して日々の食事から摂取することが必要です。

そうとわかれば、「これからはもっと意識して魚を食べるようにしよう!」と、考えますよね?

ところが、食事から摂取するのもけっこう難しいことなんです。
※1 記憶力とは、一時的に物事を記憶し、思い出す力をいいます。
※2 出典元:消費者庁届出資料(届出番号:D5)
※3 Barberger-Gateau P et al.,Fish, meat, and risk of dementia:cohort study.BMJ. 2002 Oct 26;325(7370):932-3.
※4 Morris MC et al.,Consumption of fish and n-3 fatty acids and risk of incident Alzheimer disease.Arch Neurol. 2003Jul;60(7):940-6.

頑張って食べても、毎日の食事からでは限界が!
そもそも現代の日本人は、昔と比べて魚を食べる機会が減っています。
米、魚、野菜を基本とした「和食」から、肉が主体の「食の欧米化」が進み、食生活が変わっていることも原因の一つでしょう。

 

 

それに日頃から「自分は魚を食べているほうだ」と思っていても、「DHA」「EPA」はあまり摂取できていないかもしれません。
なぜなら、食材に含まれている「DHA」「EPA」は、焼く、煮るなどの調理法によっては大幅に減少してしまうからです。

 

 

しかも、「DHA」は体内に留めておくことができない成分なので、毎日摂取することが望ましいです。
報告によれば、認知機能(記憶力※1)の維持が期待できる摂取目安量は「1日あたり400mg以上※2」。
※1 記憶力とは、一時的に物事を記憶し、思い出す力をいいます。
※2 出典元:消費者庁届出資料(届出番号:D5)

魚は日持ちもしないし、調理や片付けも手間がかかって面倒…。
いざ摂ろうと思っても、できるだけ「DHA」が流れ出ないように、調理方法からしっかり考える必要があります。
そう考えると、毎日この摂取量を食事からキープするのは、難しそうですよね。

どうにかして、効率良くしっかり摂れる方法はないのでしょうか?