ぴんぴんひらり

 8月の3連休。本来家にいない私が家にいることで感じるストレスは想像以上に辛い、だけど、今日は久しぶりに鎌田先生の本を読んで楽な一日となったことを感謝したい。少なくとも寝たきり介護や延命治療は望まない。(お金がないので、そもそもできないが?笑)

 

寝んねんころり(NNK)より、ぴんぴんころり(PPK)を望んでいたが、今日から鎌田先生の推奨する(PPH)に変えた。コロリというイメージは、ゴキブリが殺虫剤を吹きかけられて、一瞬の内に仰向けに即死するイメージがぬぐえない。ひらりは、桜の花びらが力つきて、風に舞うように千の風になって飛ぶようなイメージですばらしいと思う。癌や糖尿病もぽんやハレルヤのような病名にすればいいと、思っていたがなんと笑い学会の昇先生もそんなことを書かれていたことを思い出した。平均寿命は延びたけれど、幸せ度数はどうだろうか?介護保険制度は、家族の看取りを変えてしまった。日本人の美徳であった、親孝行の思想を失わせた。

 

 死を考えることは、真剣に生きる事を考える事、鎌田先生の言葉に共感する。生きるという事は、口に入れるものが安全で大丈夫か考えることにもつながる。そして、大切な人を守るために、このような生き方で本当にいいのだろうか?きょうは、寝坊して、けんかもしてしまったけれど、こんな生き方でいいのだろうか?自分でしか健康になれないし、病気になったら自分でしか苦しみや痛みはわからない。素直に生きる事こそが、ストレスを溜めずに上手に暮らす方法なのだ。
 なくなる時には、家族を集めて「いい人生だった、ありがとう」といってひらりと舞いたい。
(食養指導士 三橋』敏次 拝)

 

貯金より貯筋