レバノン食料危機

大規模爆発が起きたレバノンで食料危機への懸念が強まっている。首都ベイルートの港湾地区では、同国の主要な穀物貯蔵施設が爆破されたが、その他の場所では緊急時の備蓄は行われていなかった。政府の怠慢が人道危機を引き起こしつつある。レバノンは小麦のほほ全量を輸入に頼っている。人口約690万人のレバノンの月間穀物消費量は最大4万トンだが、爆破された貯蔵施設には1・5万トンしか備蓄されておらず、戦略的備蓄はなかった。全人口の半数をしめるといわれる貧困層を圧迫しそうだ。世界食糧計画は、レバノンは食料の安全保障上、すでに深刻な事態にあるという。アメリカは、5万人分を3月賄える食糧を送る意向を表明した。

日本の食糧自給は、もうほとんど海外に頼っている。世界では、いつなんどき天災や戦争のまさかが起こらないとは限らない。あなたは、どうしますか?最近、多くな災害が繰り返されるたびに、想定外の災害だったとの記事が目に付く。災害規模も地球温暖化の影響もあってか、最近は多く発生している。緊急時、もし食糧が確保できなければ?レバノンで起きたことは。いつ起こるかわからない。(食養指導士 三橋敏次

拝)

レバノン・ベイルートで爆発、70人超死亡 4千人負傷

飯島健太、カイロ=北川学、ワシントン=渡辺 朝日新聞より

【動画】レバノン・ベイルートで大規模爆発 少なくとも死者70人超、負傷者4千人
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 中東レバノンの首都ベイルートで4日、大規模な爆発があった。国営メディアなどによると、死者は70人以上、負傷者は4千人にのぼる。現場には爆弾の製造にも使われる化学物質が大量にあったとされ、何らかの原因で引火した可能性が指摘されている。

国営メディアなどによると、爆発が起きたのはベイルート北部の港湾地区にある倉庫で、レバノン当局が押収した大量の化学物質が6年前から保管されていた。ディアブ首相は緊急に招集した国防会議で「爆発の責任者を厳罰に処す。推計2750トンもの硝酸アンモニウムが安全対策を講じられずに保管されていたことは容認できない」と述べた。アウン大統領も原因について同様の認識を示した。

一方、トランプ米大統領は4日の記者会見で「軍高官によれば、何らかの爆弾による攻撃と考えているようだ」と述べたが、具体的な根拠は示さなかった。

現地の日本大使館によると、レバノンに住む日本人1人がガラスの破片で手や足に軽傷を負い、病院で治療を受けたという。

衛星テレビアルジャジーラの映像によると、現場近くの建物は爆発で鉄骨だけになり、現場から離れたビルでも窓ガラスが割れた。負傷した住民らが壊れた建物や横転した車の間を走って逃げる様子も確認できる。SNS上には爆発時とみられる映像が投稿され、空に「キノコ雲」のような巨大な煙が立ち上る様子がうかがえる。爆発の衝撃は広範囲に及んだとみられ、西へ200キロ以上離れたキプロス島でも爆発音が確認された。地震も観測されたという。

爆発を受け、レバノンと関係が深いフランスやイランのほか、対立してきたイスラエルも援助を申し出ている。

レバノン内戦中だった1978年から同国で活動する国連レバノン暫定駐留軍(UNIFIL)は声明で、現場近くの港に停泊していた船が被害を受け、複数の隊員らが負傷したと明らかにした。(飯島健太、カイロ=北川学、ワシントン=渡辺丘)

 

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