災害時でもおいしい食事

フェーズフリーとは、防災工学が専門の社会起業家。佐藤唯行氏が平成26年に提唱した、災害大国日本で生まれた言葉、災害時と平常時のフーズ()を取り払い、普段使いの商品やサービスが被災時にも使えるように整え、QOL(生活の質)を守り、被害ストレスを少なくすること。

災害時でも、おいしいものを食べたい。美味しいものを、あったかいものを食べる事は、特に冬場はストレス解消になるし、元気になる。災害時の定番といえば、缶づめとカンパンが相場。フェーズフリーという言葉をしっていますか?ライフラインが止まっても、日常できるおやつや

食事を。まずはお好み焼き。長いも一本を缶づめの缶でつぶしとろろ状にそこに小麦粉とその辺の野菜(乾燥野菜も)を細かく刻んでボールで混ぜる、フライパンがあれば是非作りたい。こんがり焼きあがれば特上の主食にも変わりうる。フライパンの熱源もない。今ではそのまんま食べられるカレーやお粥も販売されている。そのまま食べても、器を工夫すれば瞬く間に食事タイム。今は、いろいろ売られているのでスーパーを訪れたら、是非調べたい。いも類は保存もきくし、一軒家であれば泥ネギやその他の野菜も風通しのいいネットで保存すればOK。その他日本の伝統食品の糠づけや豆類も立派な保存食。その他、炒った玄米(生でもOK)をもっていれば、いざの時に粉にすれば食べられるし、栄養も確保できる。勿論水は大切、冷凍庫にいれておけば融けたら飲めるし、料理でも安心。鯖缶もそのままよりもサラダ菜をひいて醤油をかければ一品。変わるのは器も料理の味に。オムレツを作りたいけど、フライパンはないし?そんな時は、熱湯に卵を入れてフリフリした袋があればOK.

案外普段よりもおいしいオムレツが出来るかも?(三橋 敏次 拝)

 

フェーズフリーとは