ペットボトルは永遠..

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2019年8月10日11日両日、千葉県習志野国際水泳場において東日本医科大学第62回水泳大会が開催され所属する38医科大学が参加。選手総数は約950名観覧席入場者数プラス300名程度総計1250名。国内では、国体、西日本医科大学についての参加人で会場内はどこも熱気に包まれていた
今日は、この会場でペットボトルに焦点をあてて、食育の今後について考察する。飲料の中身については、度々論じてきたところで多くの糖分が入っていてどう見たって、ガブ飲みは健康に良くない。昨今では、運転手の人出不足や、全国に展開された自販機の管理、電力消費の問題など様々指摘されている。

 回はペットボトルに焦点を絞って論じたい。さて、両日でゴミ箱に回収されたペットボトルの推計は、1日1人約1リットル程度つまり500CCを3本飲み干すとして1250*3*2日=7500本、事実午後9時の大会終了時には、その位のペットボトルがゴミ置き場に集積されている。この大会は特に、家から食べ物、飲み物を持ち込む人は少数でほとんどが近くのコンビニ弁当とペットボトルというスタイル。集積されたゴミの山のは、飲み残したままあり、お弁当箱と一緒に廃棄された瓶やペットボトルは仕分けようがないのでそのまま一般ごみとして捨てられるものも相当数に及ぶ。いろいろ、モラルの問題も指摘したいのだが、今日はさらに7500本のペットボトルについて考えてみたい。
飲料製造メーカーがペットボトル製造業者から仕入れる500CC1本当たりの原価が約15円。つまり15*7500=112500円がそのまんま新品の状態で捨てられている計算になる。今、甲子園球場で開催されている高校野球では毎日この何倍もの金額が捨てられている。インターネット調べによれば自販機で150円で販売されている。(山小屋は催事販売では、250円~400円)平均的なコストは、ペットボトル17円(容器11円、キャップ3円、包装ラベル3円)材料費23円前後(水は無加工のものは0)人件費41円(電気代8円、輸送費30円)リサイクル委託手数料1円、工場設備製造ライン費3円、平均工場出荷価格85円(10円代~90円迄)つまり、1本当たり23円を除いた127円がゴミになって消えるのである。これが実情なのです。今は学生アルバイトでは時間給1300円前後正社員の年収は400万以上ですが、もう人出不足で夏の書き入れ時は、残業で体を酷使していますし、新たな人材は圧倒的に不足しています。東京オリンピックは、飲料メーカーがスポンサーとなっていただいてるので開催できる側面もあります。しかし、東京オリンピック終了後は、もうこんな右肩上がりのぜいたくは神様が許されないのではないでしょうか?

自販機が登場したのが、前のオリンピック開催時、コカ・コーラは瓶でガシャンと取り出して、外につけてある栓抜きに瓶を押し当てたもの。今の若者はその使い方さえわからない?それが。今や240万台ともいわれ、東京ディズニーランドに隣接する掲揚洗舞浜駅には構内だけで18機の設置されている。コンビニも24時間営業は無理になりつつあるように、10年たてばどうなっているのか?

先日、もったいないから家庭で麦茶を用意して、水筒に入れて持ち運ぼうという話をしたら、ビックリ仰天。麦茶を作るのにおおきなペットボトルが必要。水道水は飲めない。運びのが重くてカバンに入らない。いろいろな意見が出た。

これを読んで人それぞれの考えがおありのようで、それはそれとして結構。日常はそれですまされるかもしれないが、災害時には人の迷惑を変えりみず真っ先に先に水をもとめるような人間では困る。もうそろそろいいかげんにしないと?生きられない。

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