もったいないがなくなる日

AI、今人口頭脳を搭載した、パソコンが外食産業で注目を浴びている。
たとえば、回転寿司やさんで、過去4か月のお客様の注文されたメニューと、天気、気圧、気温を入力、さらに時間帯の大人、子供の数迄プラスすると、ほぼ廃棄量はゼロになるという。
 さらに、寿司皿のうらには、チップが埋め込まれていて、作ってから350メートルを移動した商品は、回収され、従業員の食事にあてるなどして、徹底的に合理化をはかる企業がふえてきた。
しかも、データは、お客様ご自身がいれるので、注文誤差はない。なんだか、パソコンに自分の腹の中を見られてるようで、少々面白くはないが。

ところで、パソコンが発達した理由は、一番が軍事目的であるから、これをほかの分野につかわれたのなら、恐ろしいことになる。
大体、体にいい食べ物は、煮干しとか、玄米とか、どちらかというと、面倒なものがおおい。柔らかい、甘い、美味しい。簡単、便利、食品添加物や砂糖をふんだんにつかい、また、食べさせる為に脳の満腹神経を麻痺させて、不健康体から病気に誘導する方法も考えられなくもない。もっと、怖いのは、そのような目的が全くなかったとしても、売り上げを伸ばすことがもしかして、結果として結びついてはいないだろうが。

今や、寿司ネタは、地球の裏側からも、やってくる。輸送料や鮮度を優先するならば、なかなか難しいが、入れているというのは、企業メリットがあるからぬほかならない。回転ずしのエンガワ、本物は、新鮮なヒラメだが、偽物は、ロシアでカレイを加工するために本来捨てられていたもの。ゴミとして捨てられるような代物があ金になるなら、いいじ、寿司屋ではいちいち説明しなくっても違反にならない。うなぎも産地表示義務は、ない。もし貴方が、回転寿司の一般的な経営者出会ったなら、タレの美味しい中国産の養殖うなぎを選ぶだろう。もし貴方が久しぶりに安心安全なうなぎを食べたいとおもうならば、回転寿司という選択肢は、ないはず。だけれども、うなぎが食べたい。安ければ、結構。人は、いつでも騙される。(三橋 敏次 拝)