ウナギの日

土用といえば、うなぎ。当たり前のようだが、知らない人も多いので。まず、土用とは、節分の前後18日でその間にある丑の日。そして、この日にうなぎを食べる習慣を確立したのが平賀源内、鰻やの売り上げをあげる為の宣伝とか。
今年は、鰻が少しとれているようで、相場は昨年の三割安。最も取れた記録では年間200トンのしらすウナギが今年は17トン余り、ところで、生態は、まだ、わからない事が多く謎めいている。約10年まえにマリアナ海溝でうなぎの卵が確認されたが、まだまだわからないことだらげ。しらすうなぎは、僅か2、3センチ。日本まで約数千キロ、海流にはこばれるとはいえ、おどろきの生態である。謎は、泳力ばかりではない。成魚の産卵は、新月とその前後に限られるという。あすのどようの丑の日は、新月である。た。べ。た。い。
( 三橋 敏次 拝)

土用の丑の日

うなぎの故郷はマリアナ海溝