子供の健康は親の責任

今、食の間違いで子供の健康が危ない    食養指導士 三橋敏次 ちば食育ぼらんてぃあ

 

 市川市で、中学生が父親を殺害する悲惨な事件がありました。2人暮らしで仲のよい父子。子供は修学旅行の前、コンビニでおやつを買うお金をもらえなかったことで腹が立ったと警察に話していますが、毎日個食、毎日コンビニ弁当、ミネラル不足の弁当を毎日食べたら脳はどうなるか?壊れるのです。少年の罪は、大人の責任です。 

この10年、子供の糖尿病、高血圧、難病は確実に増えていますし、医療費も上がっています。海外依存の食糧、大手企業の化学添加物の研究開発によって、きれいなおいしい食品の開発、農業生産性を上げる為の大量の農薬散布、食べものは猛毒と隣り合わせなのです。一つ一つの添加物や農薬は安全性が確認されていますが、それをいっぱい摂取しても安全ではありません。

 

自然と離れた生活をすればするほど、健康は害されるのです。少子高齢化も問題ですが、最新の研究によって全人類の精子の個体数、正常率で日本人は10年前に比べて半分に低下していることが発表されています。これも、食の間違いの結果なのです。1995年に調査されたアメリカ。マグガバンレポートでは、原因のほとんどが食にあり、「食源病」であることが証明されました。しかし、日本では無視したのです。大企業優先、アメリカ優先を政府が選択したのです。その結果、農業従事者の激減、農業技術の継承の中断、食料自給率37%に低下、医療費増大・・もう日本はなくなる

 

人口は世界では上昇して人口爆発とも言われていますが、日本はもうだめです

 

日本人をどうしたら、救えるか?まず自給率の高い玄米食に切りかえ、地場野菜を食べる事です。こんな、かんたんなことがなぜできないのでしょうか?私たちは食改善で健康を取り戻した事例を、喜んでご紹介しています。間違った食べ物は肉体ばかりではな心もおかしくするのです。(三橋 敏次)