医という字の意味

寝床(ねどこ)とは。意味や解説、類語。寝るための床。寝るために敷かれた敷物・布団など。「寝床に入る」 とは、眠ること。ところで床という字はやまいだれの中に木が入っています、やまいだれを横にするとベッドの形になります。木で作られたベットが床。それから考えると、病気の病は、ベッドに人が横たわって布団にくるまれている状態です。通常動物は体調のすぐれないときは、食べないで風通しのよいところで、休んで自己免疫力を回復させ病気をなおすのです。

今の医は簡単な文字ですが、古代文字は左のような文字になります、囲いの中には矢がはいっていますね。山ばねです、尖った矢で結界を切るカタチ、「環境を正す」という意味で、本来の医療の在り方を示しています。役の右の意味は、針を手に持った形。役務のことで医療の「手技」を表しています。一番下は人の両手を差し出して感謝するといる伝承医療の基本原理です。その上の巫は巫女を意味しています。巫医は「お祈り」でこれもまた大切な医療手段でした。その上は酒です。発酵を意味してます、酢や酒には酒の右の字がついてます。薬つぼでもあるのです。食養、食事療法の原点がここにあるのです。薬酒療法、食事療法は大事です。医食同源という言葉があります。食べることは生きること。(三橋 敏次)

 

 

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