大腸がんとは

大腸がんは、大腸（結腸・直腸・肛門）に発生するがんで、日本人ではS状結腸と直腸に多く発生します。

［監修：公益財団法人 朝日生命成人病研究所］

 

大腸がんの主な要因

大腸がんの主な要因は肥満や過体重、食生活の乱れ（特に肉類を中心とした動物性脂肪やたんぱく質の過剰摂取、食物繊維の不足などがあげられます。）

［監修：公益財団法人 朝日生命成人病研究所］

 

大腸がんは部位別の死因の第２位

（出典）厚生労働省「2014年人口動態統計」

 

大腸がんは、がんによる部位別の死因の第２位となっています。

 

大腸がんの死亡者数（2013年）：48,632人（男性25,808人　女性21,846人）

（出典）国立がん研究センターがん情報サービス「人口動態統計によるがん死亡データ（1958年～2013年）」

 

 

大腸がんの患者数

また、近年大腸がんにかかる人は年間12万人を超え、増加傾向にあります。

 

大腸がんの患者数（2011年）：132,033人（男性72,101人　女性52,820人）※１

※1（出典）国立がん研究センターがん情報サービス「地域がん登録全国推計によるがん罹患データ（1975年～2011年）」

 

 

大腸がんの罹患率

男女ともに40歳代から罹患率が高くなる傾向があります。

 

（出典）国立がん研究センターがん情報サービス「地域がん登録全国推計によるがん罹患データ（1975年～2011年）」

 

 

大腸がんの5年生存率は約70.1％

地域がん登録における、大腸がんと診断された患者の５年生存率は約70.1％（2003〜2005年診断例）となっています。

 

（公財）がん研究振興財団「がんの統計2015 年版」

 

 

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