田舎暮らし、七草がゆ

田舎生活、大手証券会社で部長を経験した山田さんは、退職後おじいさんの故郷、秋田県南秋田郡天王町に引っ越しして田舎暮らしを始めた。退職の5年前から移住生活を夢見てせっせと貯金をして家も建てた。子供たちは、みな巣立ってこれからは自給自足。あこがれる人は多いかもしれないが、実際に田舎生活を成功させる人は少ない。家内と2人、最初は家庭菜園のような小さな規模から始めて、今は田んぼも本格的に手掛けている。農業経験は皆無、東京生まれの東京育ち、試行錯誤の連続の15年、今はほんとうに充実した毎日で楽しい日々を過ごしている。漬物と鶏の卵、保存食なんでも自分で作れるものは作った
災害にあってもそっとのことでは大丈夫。雪が積もって何日も外に出られなかったり、雪下ろしが大変な時もあり。でも。雪が解けて岩木山が芽吹くと一面が緑色に染まって、やがてリンゴが赤い実をつける。
テレビもそんなに見たいとは思わない。ニュースはくだらない芸人ばかりで何んも面白くない。汚職、殺人そんな話題は聴かない方が身の毒にならない。お陰で健康、お金もそんなに必要なないし、電話は昔からの黒電話が1つ。話と聞いているととてもうらやましい。東京砂漠の中で、日々多くのストレスにさらされながら働いていると、大切ななにかを忘れてしまっている。

災害は忘れたことにやって来る。雑草は無農薬で健康にいいですすよ、ダダだし。ヨモギは毒草トリカブトに似ている。キノコはもっとわからない、キノコ図鑑で調べても間違えそう。これは、もう地本に生活するキノコ博士にお任せするしかない。

私達も災害に備えて、少なくとも水と食料は用意しましょう。
一人1日最低2リットル3日で6リットル以上は確保。火は使えないことを覚悟して、火がなくても食べられる缶詰め、レトルト食品等。

七草がゆ
1月7日は七草がゆ、お正月のお餅やお屠蘇の飲みすぎで、胃が疲れた時に丁度いい。七草とは
セリナズナ、ゴギョウハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スジシロ。これは世界無形遺産に登録された
日本の伝統食であり、親から子や孫に伝えなければいけない文化遺産なのです。ススナ、スズシロは蕪、大根でいつでもスーパーで売っている。ナズナは、ぺんぺん草とも荒れた土地に生えている。ナズナと聞いてわからなくっても、子供の頃にハート型の葉があってそれを下に少し引っ張って手で回すとサワサワと音がですといえばわかるかも、ゴギョウは母子草といって白いビロードのような葉で黄色い花が咲く。ハコベはひよこくさともいい、昔縁日で買ったひよこが喜んで食べた。ホトケノザはよく観察しないと難しい。ピンクの花が段々に付いていて、丁度仏様が座る台座に似ているのでホトケノザという。