究極のご飯の炊き方

今、街では炊飯器の最高価格は20万を超えている、釜を1つ1つ職人が作っている。ご飯名人の技をIT技術で忠実に再現、かまど炊きのおいしさ。でもちょっとまって、電気が止まったらどうするの?
子供の頃は、キャンプで飯盒炊爨をやったけれど、最近の子供は飯盒をしらない。土鍋でおいしいごはんが炊けることを知らない、ましてやお釜でご飯を炊いたことがない。いつ、災害がおきてもおかしくない。レトルトがあるから安心。でも何事も基礎がしっかりしていないと不安だし、しっかりと覚えておこう。笑い話しですが、お米を洗うのに洗剤は必要ですか?とか家にはトロ火がないのですが?無洗米はどうやって洗うんですか?お櫃ってなんですか?実際に質問があるそうです。

はじめちょろちょろなかぱっぱ、赤子泣いても蓋とるな、米とぎ3年炊き一生。
竈の火加減は、始めは弱火でぐつぐつ音が聞こえだしたら、強火、木蓋から米の汁が吹きこぼれたらそのまま蒸らす。時間はその日の気温とが湿度とかすべてに、ご飯の音を聞きながら(話しかけながら)丁寧に。竈のしたにおこげが少し焼けていて、ご飯はふっくら立っていれば合格。木蓋をとったときに、お米の香りがたまらない。

究極の炊き方が出ていたのでお知らせします

米(新米)、木桶、ざる、竈、鉄釜(木蓋)、木しゃもじ、薪、お櫃

1・木桶に量を図って、米を入れる。
2・素早くたっぷり水を入れ、さっと2回程度手で回し、白濁した水はすぐすてる。
ざるで、しっかり水気をとる。(だらだら、時間をかけると白濁した水をご飯が吸収)
3・研ぐ、これが一番難しい。もう一度ざるから木桶に米を移す。力を入れすぎると割れるのでこすり
合わせもむ感じ、てばやく行う、2回行って、ざるに移す。
4・この状態で20分、水気をきる。(ゴミが洗われて、きれいになった)
5・炊く少し前に、ざるから鉄釜へ、1・2倍(米によって違う)程度の自然水を入れ竈へセット。
炊きあがるまで蓋はとらない。
6.竈に火を入れて、ぶぼっとした音(約5分)したら、中火、多少蓋の間から吹きこぼれてきたら
(5分位)トロ火に湯気が立ち上り(5分位)したら、日を消して蒸らし10分。

米炊き一生、炊き立てのご飯は芸術品である。感謝をこめていただきます。